初めて明かす「日本での英語を使った仕事」の実態と損しないキャリアプランの正体とは?

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「英語がしゃべれるっていう素晴らしさを伝えるために英会話教室で英語教師として働きたい」「子どもが好き+英語が好き=小学生に英会話を教えたい」「留学から帰ってきても英語を生かした仕事をしたい」などの、「英語を日常的に使い続けたい!」という願いを日本に居ながらにして叶えることができます。

日本には、英語を使ってできる仕事がたくさんあります。

でも、実際に勤めてみると、競争率が激しくてみんながやりたい仕事だから、給料に見合わない仕事量だったり、契約内容だったり…そこであなたの時間や労力を無駄にしないためにも、日本での英語を使った仕事の実態と損をしないキャリアプランについて私の意見を書きたいと思います。

 

日本での英語を使った仕事の種類

中学、高校の英語教師

個人的な印象ですが、中学や高校で英語教師として働くのは狭き門です。小さい頃からずっと「学校の先生になりたいな…」と思っている人達が、教育大学に行って、先生になるための勉強をして、準備をしているわけですから…。

さらに、高校英語では英会話よりも受験英語の攻略をしていく必要があります。そういう文法的な知識の専門性が問われる職種なので、英語の素晴らしさを伝える+専門性+何年も準備する忍耐が必要な世界です。

英会話教室の講師

正直、留学に数年間行ってきて、TOEIC800~900あれば、英会話教室を選ばなければ大抵の場合は、雇ってくれるでしょう。私が地元北海道に通った時に、娘を子ども英会話の体験レッスンに連れて行きました。その時はこんな感じでした。

ですが、これが大きな落とし穴だと感じました。「英語をやりたい」「日常的に英語の環境を保ちたい」「英語を使った仕事をしたい」ということで、「英会話教室の講師になりたい」というのは簡単すぎるキャリアプランです。

日本で英語を使った仕事を見つけるのには一番最初のオプションかもしれません。実際、私は「英語を使って日本で仕事がしたいな…」と調べ始めた時に、一番最初に検索にヒットしたのがこれでした。

こういう経緯で英会話教室の講師になる人は多いと思います。でも、なぜ多くの人が英会話講師になれるのでしょうか?それは、たくさんの人が辞めているからです!!!

これ、気がつかない人もいると思うんですけど、どんどん教室を増やしていってるっていうことじゃなくて、離職率が高いってことですよ!

英会話教室によっても状況は違うと思いますが、チェックした方がいいと思います。汗。

ですが、最初に「どうしても日本で英語を使った仕事をしたい。数年勤めてキャリアアップするんだ」というプランがあれば、経験の意味では英会話講師から始めるのもいいと思います。

翻訳者・通訳者

「英語を生かした仕事といえば…」という職業かもしれません。ですが、ここも狭き門です。既に10年も20年も専門領域を持って働いている人がいるので、「映画の字幕翻訳が夢で…」というレベルでは入っていけない業界です。

私は少し翻訳の仕事もしますが、正直、相当好きでなければ精神的にこたえます。苦笑。

受ける案件にもよりますが、フリーランスで、本当にごはんを食べていけるくらいのレートを希望するのなら、医学論文、国際会議資料、特許、バイオなど、自分が全く知らない世界でもリサーチして、単語帳を作って背景を理解して…というプロセスが必要になってきます。

もちろん、自分が決めた専門分野で活躍するとしたら、普通のサラリーマンの倍以上のお給料はもらえますが、それでもシビアな世界です。外出している暇はないって感じですかね…。

最初は社内翻訳で5年~勤めて独立する人も多いようです。社内翻訳と通訳は最近は派遣で時給2,000円~3,000円のところが多いですよね。

そして、通訳者は華やかなイメージですよね。通訳者で出版している人だと、関谷絵里子さんとかでしょうか。英語学習の本とか同時通訳の本をたくさん出版されていますね。こうなるともう著名人レベルですね。きっと関谷絵里子さんみたいに「かっこよく英語が使いこなせたらいいな…」と思って通訳者や翻訳者を目指す人も多いと思います。

そう…多いんです。そういう人(主に女性)が増えるとどうなるかというと、ライバルが多くなって、通訳をやりたい人が増える。

少しお給料が割に合わないと思っても、「憧れの仕事だから…」ということになります。でも、憧れの仕事でも精神が病んではどうしようもありません。憧れの仕事の前に、英語=通訳・翻訳と思うのではなく、他にも英語を使った仕事を調べた方がいいと思います。もっとカッコよく自分らしくいられるための職業もあると思います。

旅行関係のガイド

日本が好きな人で、「海外の人に日本の文化を伝えたい」という人なら、ガイドをするのは楽しいかもしれません。

ですが、ガイドだけで生活をしていくのは簡単ではないと思います。ガイドは単発の仕事も多いですし、最初はアルバイトから始める世界です。さらには、検定を受ける必要もあるかもしれません。時給は大体1000円~2000円です。

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参考記事:英語のガイドをやってみたい!バイトから始められるステップはこれだ!

先ほどの通訳翻訳についてもそうなんですけど、どうしてもこの仕事に憧れている人が多いから自然と手当が割に合わなくても仕事を引き受ける人が多いと思います。

だけどね、仕事量が多くて、その割にもらえる褒美が少ないとね、人間そんなにモチベーション続きませんから…。

それで離職率が高い、でも他にもその仕事をやりたい人がいるから、企業はそれを搾取しているっていう状況だと思いますよ。

その中でも、根性とかがすごくて、「とにかく私は絶対にやめないんだ!!!」っていう人、周りになぜか自然にコネができてきた人、何かのご縁がある人、そういう人が生き残っていける世界です。

この世界で生き残っていけるには、相当強い精神力が必要だと思います。キャリアアップのために、期間を決めて働く、ガイド+英語を教える仕事で生計を立てる⇒独立などの計画があれば、とてもやりがいのある仕事なのではないでしょうか。

秘書、事務

外資系の秘書なら、日常的に英語を使う機会がたくさんあります。外資の事務であれば、メール、電話、資料も英語が必要になってきます。

求められる英語力は、TOEIC800~900で実際の業務で使える必要があります。履歴書にはTOEIC700、800と書いて企業に内定はもらったけど、実際に英語が使えなくて契約を更新されなかったという話も聞きます。

TOEICの点数があることと、実際の業務で英語が使えるかは別問題です。実際に英語をしゃべることが必要です。一度できるようになったら強いですからね。

英語ができるようになるとどうなるの?の疑問を解決したい人はこちら↓↓↓

なぜ「TOEIC700以上の英語力がモテ、仕事、健康、お金で100%願いを叶えるのか」について私も考えてみた

あと、私は経験済みですが、私はどうしても秘書が女性っていうのに疑問で、そういう日本社会が疑問でした。留学から帰ってきたら、日本の文化に疑問を持つこともあるかもしれません。自分らしくいられる環境で働けるって一番いいことですよね。

外資系企業に勤める

日本で、一番英語を使って仕事ができる環境だと思います。英語を使った仕事=教育、通訳翻訳、秘書などの仕事に飛びつく人が多い中で、このキャリアを選んだ人は賢いと思います。

別に英語が好きだからと言って、無理に教育に携わる必要もありません。もともとあなたの専門分野があって、企業で普通に営業の仕事をしたいとかそういうこともありますよね。あなたの専門性+英語というキャリアがいいと思うのです。

ただ、外資系企業の場合は英語を使えることが必要になってきますので、TOEICで高得点が必要になってくる+ビジネス英語力が求められる場合がほとんどだと思います。

損しないキャリアコースとは

英語=教育、通訳という考えをまず脇に置いておくことだと思います。

英語の素晴らしさを伝えたいのであれば、自分の専門分野を追求してさらに英語力をつけることもできますし、わざわざ「英会話教室の先生」を夢にする必要もありません。

正直、留学経験をしている人の場合、相当な労力を費やして留学をしてきたのに、日本に帰国して英会話の先生になっていくしかキャリアがないっていうのは、もったいないと思います。

そうなると、外資系企業に就職ということになりますが、最初は仕事を見つけるのが難しいかもしれません。

でも、数年単位で転職するのも一つのキャリアプランだと思います。今はひと昔と違って、一つの企業に勤めて定年まで…という文化がなくなりつつあると思います。

まとめ

日本で英語を使った仕事をしたいという人は増えていると思います。英語を使った仕事をしたい人が多いから、一つのポジションに多くの人が集まって、多少条件が悪くても「憧れの職業だからいいか…」と思う人も多いはずです。ですが、決して企業にいいように使われてはいけないと思います。自分に合った仕事、キャリア、人生の目標を立てていきたいですね(^^)。

 

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