海外のリスニング人生を半年過ごすことに対してこんな勘違いをしていませんか?

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「英語をマスターするために、とりあえず海外に行ってみたらいいかもね!」

過去の私はこんな考えしか頭にありませんでした。

それで「行けばなんとかなるだろう」「やってみればなんとかなるだろう」と思ってとりあえず海外に行ってみる。

しかも、当時は就職氷河期で、正社員という立場がどんなにありがたいものであるかわからずに、

「もうやーめた」と思って私はとりあえずオーストラリアに行ってみました。

当時はまだ20代前半。「とりあえず何とかなるだろう」と思っていきました。

確かに、「何とか」はなります。何か怖いことが起こるとかそういうわけではありません。でも、ただ何とかなっただけです。苦笑

本当に。だから、人生の中では思い切った行動とか、リスクをとるのは多少は必要だと思うんですけど、「何とかなるだろう」たったそれだけで、とりあえず仕事やめてみるとかはやめたほうがいいと思います。

何だろう、言ってしまえば、賭けみたいなところもあったと思います。一か八かみたいな。

株のことを何も知らずに、とりあえず聞いたことのある名前の株を買ってみる。そんな感じです。。。ねっ危ないでしょ?

それで、実際は海外に行かなくても、半年くらい日本でがんばれば確実にリスニングができるようになるっていうのに気がついたんですよ。

これをマスターしたら、あなたも英語の勝ち組ですからちょっとお伝えさせてください。

海外で半年過ごした時のリスニングレベル

↑オーストラリアの朝食(∩´∀`)∩どうです?

人によって様々ですが、良くてTOEIC100~200点アップ程度でしょうね。海外に行くとどうしても楽しくて、「英語学習以外のことも楽しまなきゃ」って思っちゃうんですよね。

せっかく海外に来ているのだから、現地の友達を作ったり、軽くバイトとかしたり、買い物とか観光とか…そんなことをやっていたら学習に割く時間って、日本にいる時と同じくらいの人も多いですよ。

そうではありませんか?せっかく海外に滞在しているのだから、毎日学校と家の往復じゃあつまらないですよね。

もちろん、遊びたいし観光も行きたい。とてもいいことだと思います。

だけど、実際どのくらい英語のリスニング、スピーキングが伸びているかと言ったら、日本にいる人と同じレベルでしょう。

特にリスニング。日本にいてもネイティブの音源は研究できるし、わざわざ海外に行かなければ手に入らないってことはないと思います。

海外に半年いてできるようになるリスニングレベルは、日常会話、お気に入りのテレビ番組があったら、少しわかる程度です。ちなみに私はオタクなので、好きなテレビ番組を何度も英語字幕付きで見ました。これも、海外でやる必要ないですよね。日本でできるから。

あと、日本でも英語の発音のシャワーはいくらでも浴びられますから。日本人の先生でもネイティブ並みの人はゴロゴロいますからね。大手英会話学校とかに。クスッ。

参考記事:【永久保存版】私が英会話を本気で独学でやるとしたら「無理なくペラペラ」はこのルート!」

日本で半年英語学習した時のリスニングレベル

日本で半年がっつり英語学習したら、正直海外でフラフラしている人の10倍はできるようになるでしょう。

こんなに辛口コメントを書いたら、留学エージェントの人とかに非難されそうで怖いんですけどね、私は周りの留学生を見ていて思ったことですから。

私は「この語学学校で毎日英語やってるくらいなら、日本で本気で英語環境作って勉強するのと同じじゃん?」って思ったんですよね。

知らないって怖いですね。当時の私は、「とにかく海外に行けば上達させてくれる」(←誰が?って感じですが)って思っていたのですから。

参考記事:英語初心者必見!せっかく使うなら、最高のPodcastでリスニング力をアップさせませんか

どちらが効果的?

「英語のシャワーを浴びるのがいい」とかってよく学校で習ってたんですけど。だから、生徒は、海外に憧れを抱く。

起きた時からテレビで英語が流れてきて、さらに新聞も英語、ホストファミリーも外国人、クラスも英語、先生もアメリカ人みたいな。それが英語のシャワーの環境だと思っている。少なくとも私はそう思っていた派でした。

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だけど、英語ができるようになるには、別に海外行く必要ない。

目的は、英語ができるようになって、それで自由に選べることだと思うんです。

実は、英語がそこそこで海外に行ったところで選択肢が広がることってなかったりしますよ。逆に狭くなっちゃったりね。生活費を稼がなきゃいけなくなったり、友達が少なくなったりして、辛い仕事をしなきゃいけない。

こういうサイクルはありがちです。私も体験済です。だから、英語ができるようになる。それが目的。

別に最初は海外に行くのが目的じゃない。英語ができるようになる→自由に海外へ飛んでいける、ビジネスも海外を視野に入れて活躍する、国際結婚するという順番ならわかります。実際、その方が夢がかないやすかったりします。

なので、あなたが英語で人生大逆転するためには間違っても最初から海外留学しないでください。

どちらが勝ち組?

私の勝手な考えなんですけど、日本人の考えって「海外に○○年いたらすごい」みたいなイメージ持っていませんか?

例えば半年はあまりすごくないけど、3年ならちょっとすごい、5年なら結構すごい、10年なら、相当すごいみたいな。苦笑。

いえ、私の勝手な解釈なんですけどね。

でも、海外滞在期間に比例して、英語ができるようになるっていう訳じゃないと思いますよ。実際、帰国子女みたいに、親の都合で3歳からアメリカで住んでいて今20歳です。みたいなテニスプレーヤーなら話しは違いますけどね。

でも、個人的には、「ずっと日本にいて、海外に行ったことがなくて、でも憧れて英語をがんばった」っていう人の方が断然すごいし、勝ち組。尊敬しますよ。だって、正直、18歳とかでも高校生でも親がお金払ってくれて、子どももある程度「行きたい」っていう意思を示したら海外短期留学行ける時代ですからね。

でもそれよりも、日本にいようがどこの国にいようが自分でやると決めてずっとコツコツ貫き通す。それで英語ができるようになる。それが勝ち組だと思いますよ。

将来大逆転できるのはどっち?

正直言いますと、リスニングのようなインプットの分野は日本でやった方が勝ちだと思いますよ。私も体験があるのですが、実際に海外に行ってしまうと、慣れてしまうんですよね。それで、何か「海外にいるから…」っていう余裕が出てくる。

「自分は海外にいるからできるようになるだろう」という余裕みたいな。「別に余裕になってる暇ないだろ」って昔の自分に言いたいんですけどね。実際、私は英検1級は日本帰ってきてから独学で取りましたから。留学中はポーっとしてたことになりますね。

そして、大逆転の可能性があるのは、コツコツ勉強している人だと思いますよ。だから、日本とか海外とかあんまり関係ない。

半年くらいだったら、日本で真面目にリスニングとか勉強していた方がぐんぐん伸びたりしますからね。

実際に、海外に行ってだらだら日本人コミュニティとかでつるんでいる人たくさんいますから。

それに比べたら、日本でもしっかりレベルチェックして、音読練習して、リスニング攻略してやってる人の方が断然力つきますよ。

半年でリスニングを伸ばしたい!何から始めればいいの?

色々書いてきましたけども、半年って決めたら無駄なく伸ばしていきたいってことですよね。とりあえず、インプットが大切ですので、聞きまくってください。だけど、ヒアリングはダメですよ。

参考記事:「リスニングとヒアリングの違いがわからない」を30秒で解決します!

能動的な聞き方が必要です。半年って長いようですぐたちますからね。すぐに始められるのは、音読だと思います。

オーバーラッピング、シャドーイングなど音読の方法があります。まずは音声を聞く、それからテキスト+音声、最後は音声だけを聞いてシャドー(影)のように続いてしゃべっていく方法です(^^)。

参考記事:オーバーラッピングって何?英語ネイティブになるためのコツコツ型テクニック

 

Kaori式英語レッスン体験版では、このような声を頂いています。

 

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