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英語学習には、多読や、音読がいいと言われているのですが、「動画」って活用していますか?
もちろん、Youtubeで英語学習方法を配信している人はたくさんいるので、英語学習にはとてもいいかもしれません。
ですが、英語のスピーチ、パブリックスピーキングも実は英語学習に効果的なんです。
ただの英語のスピーチではありません。「Inspirational心が動かされるような」スピーチです。
私たちは、インプットした情報や感情で動いています。
思考の流れでそれだけ、心が動かされます。
思考の流れが変わると行動が変わります。行動が変わると人生が変わります。
ということで、もともとのインプットが大切っていうことになりますよね。
でも、不思議なのが、なかなか「このスピーチすげえ!!!」「この人の超ファンだ!!」と思っても自分の行動に移せないのが人間です。
「すごい!!」と思っても、数日間その「Being in love」の状態が続いて、また日常に戻って行ってしまします。
ということで、これまでの自分の知識とは少し違う考えだなと思ったことは、毎日意識して取り入れるようにする、
動画やスピーチを見続けなければなりません。
「一回見て終わり」ではやはり思考の流れが定着しませんから、毎日のようにチェックするのが大切ですよね(^^)。
ところで、私も最初からこんなにポジティブな人間だったわけではありません。そして今でもまだ自分をもっと変えたいと思っています。
以前は、「今はうまくいっているけど、結局は恋愛は終わるものだ」「たくさん苦労をしなければ結果は得られない」「成功者は、周りの環境に恵まれた人だけ」「英語は帰国子女しかできるようにならない」。
こんなことを思っていました。
ですが、色々な成功者の本や音声を聞いているうちに、「いや、そうでもないかも」と思うようになりました。
誰でも今までの考えを捨てて、違う自分になることができるんです。
それには、やはり今日の行動を変えなくてはいけません。
私の失敗人生を大逆転させてきためちゃくちゃおすすめの動画スピーチをまとめてみます。
随時更新して、自分のためにも書いている記事なので、参考にしていただけると嬉しいです(^^)。
①How to stop screwing yourself over | Mel Robbins | TEDxSF
このスピーチは、普通にTEDの他の動画を見ていたら、飛びぬけて再生数がすごかったので気になって「ただ見てみただけ」の動画でした。
英語字幕でも、日本語字幕でも動画を見ることができます。
字幕は、右下の「設定」からできます。
How to get what we want is simple, Not easy, but simple.
欲しいものを手に入れる方法は、単純です。簡単ではありませんが単純なんです。
このスピーチの内容にどんどんと引き込まれていきました。
本当に単純な方法だったんです。
今、この瞬間、そしてビデオを見た直後から、自分の行動や人生を変えることができます。
もし、本当に実行すればです。
この動画の中の説がとてもおもしろいと思って、私も実行してみることにしました。
そしたら、以前の私よりもさらに違う行動ができるようになったんです。
「英語ができるようになる」っていうレベルではありません。もっと本質的なことです。
②Brené Brown The Power of Vulnerability
日本語では、「傷つく心の力」と訳されています。
「人は、自分自身に優しくできないのなら、人にも優しくできない。」
こういうメッセージから、自分のことを考えるきっかけになりました。
Vulnerabilityって、あんまりよく聞かない言葉ですよね。
脆弱性とかって訳されています。
でも、簡単には、「弱さ」ということになります。
自分の弱さに気がつくこと、自分の弱さを認めることが、自分をさらに強くさせるということが語られているスピーチです。
個人的には、いつも強がっていることが多かったので、自分自身を見直すきっかけにもなりましたし、何といってもこの人のスピーチがおもしろい。
20分くらいのスピーチですが、一気に見てしまいました。
③Jia Jiang What I learned from 100 days of rejection
このスピーチは、最高に面白いです。超おすすめ。そして何度も見なおしています。
アジア人の見た目で、ネイティブ英語をしゃべっている人をイメージできるというところがまたいいんですよね。
自分が英語をしゃべっているところをイメージする=脳がその目標を達成するために考えていてくれて結果的に実現する
こういうサイクルも作れます。
スピーチで彼が言っているのは、基本的に、「トラウマ」の事です。
彼は、小さい時に、「拒絶」の経験をしました。
それからというもの、「拒絶」に対する恐怖感がすごかった。
スピーカーは、「拒絶」を徹底的に分析して、自分で克服するために、「知らない人に100ドル借りるチャレンジ」「無料ハンバーガーを頼むチャレンジ」などを試していきます。
その結果は、本当に笑えるんですよね。
この動画がきっかけで、私は自分のトラウマについて考えることにしました。
そうしたら、これまでの私の人生が線でつながったんです。
トラウマについてはこちらの記事に書いています。
英会話学校に3年勤務、英検1級講師が教える無料オンライン英会話スクール!管理人の過去、5歳の自分が足を引っ張っていたトラウマに気がつくきっかけ
拒絶に向き合うとすごい人生が待ってるんですね。
英語で見ても、日本語字幕で見ても超面白い動画。必見です。
https://t.co/wu13X29OGa— Kaori@business&news英検1級TOEIC960講師 (@Kaoribusinessn1) 2019年1月4日
④Amy Cuddy Your cody language may shape who you are
この動画は、「ボディーランゲージが人を作る」という日本語のタイトルがついています。
タイトルだけ見ると、「そんなこと知っているよ」と思う人が多そうですよね。
ですが、このスピーチの中で、彼女が言っていたのは、「Fake it till you become it」「(なりたい自分に)なるまでフリをしろ」「フリが本物になるまでフリを続けろ」ということでした。
確かに、なりたい自分にいつかなるのではなくて、その理想の自分のフリが本物になるまでやり続ける。
これは大切なことだと思います。
「Fake it till you become it」について、私が勘違いしていたことと実際に効果があったことについて書きたいのですが、
例えば、テニス選手になりたいとします。そしたら、テニス選手と同じラケットを持って、同じ格好をしてコートに立つのではなくて、テニス選手がやっているトレーニングや生活習慣を真似することが必要です。
英語ができるようになりたい場合は、まず海外に行って、外国人と同じような生活をするのではありません。
まずは、英語ネイティブがしゃべっている状況を真似するということになります。
そして、英語が喋れるようになった英語ノンネイティブがトレーニングした方法を真似るのが正解です。
私の場合は、日々の音読、英文記事多読、日本人以外の友達を作る、英語のニュースを毎日聞く、海外旅行に出かけるということをやっています。
英語ネイティブが英語をしゃべっている状態を作り出せるのが、「音読」です。気になる方は、メルマガ登録で、Kaori式英語無料レッスンを視聴してみてください。
パソコン一台で仕事をしたいのであれば、カフェに行って「なんちゃってノマド」を演じるのではありません。
その「パソコン一台で仕事をしている人がどういう考えをしているか、作業をしてきたか」を真似します。
「Fake it till you become it」はずっと実践したい思考です。これは非常に深いスピーチなので、興味のないテレビ番組を見ているのであればこのスピーチを見た方がいいと思います。
⑤Casey Brown Know your worth, and then ask for it
個人事業主の収入の差は、男性が1ドル稼ぐのに対して、女性は83セント。
100倍にすると、男性が100ドルに対して、女性は83ドル。
1000倍にすると、男性は1000ドルに対して、女性は830ドル。
でも、本当に社会だけのせいにできるのでしょうか。
実は、自分が発しているメッセージや考え方、印象にも原因があることがわかりました。
「I have a little web design company.
私は小さなウェブデザイン会社を経営しています。」
このフレーズには、何の問題もないように思えます。
ですが、こうやって相手に言い続けることで、相手に与える印象、セルフトークはどうなっていくのでしょうか。
決して収入を3倍請求できるようなフレーズではありません。
もっと自分の価値、そして、自分はどうなりたいかを大切にしたいと思えるスピーチです。
このスピーチを聞いてから、というかその前からも私は「つまらないものですが」「成果は出ないかもしれないけど」「ダメだ」というのをやめています。
だって、自分は関係ない。
自分はできないかもしれないけど、考えを変えればできるんです。じゃあ考えを変えればいい。
こんな風にシンプルに考えることで、自信がついてくる、価値を提供できる、いい人だけが引き寄せられてくるようになりました。(または、自分が引き寄せられていっているのか…)
⑥Do school kills creativity? Sir Ken Robinson
イギリス英語です。
イギリス英語が聞きなれない人は、まずは日本語字幕で楽しんでから、英語の字幕にしてもいいかもしれません。
イギリス英語ならではの、「フフっ」という笑い要素があって一気に見てしまうスピーチです。
Suddenly, degrees aren’t worth anything.
突然学位が何の意味も持たなくなる。
学歴が最高だ、いい大学に行くのが人生だと思っている人達にとって、これは衝撃だと思います。
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特に私の世代(アラフォー、アラサー)は、両親にも「いい大学へ行って、いい企業に就職して、女の子は収入の高い男性と結婚して子供を産むのが勝ち組」と刷り込まれてきましたから。
でも、こんなアイディアはもういらないんです。時代遅れです。
だってそうですよね。私の両親は定年退職した世代ですから、その時と比べて同じであることを期待する方が間違っています。
When I was a student, if you had a degree, you had a job.
私が学生の時は、大学を卒業していたら仕事がありました。
この場合の「You」は一般説を述べる時のYouです。
確かに、日本ではいまだにこの傾向があるかもしれませんが、「有名大学=将来が約束されている」的な考え方はありますよね。
特に、16:00~のイギリスジョークが最高に面白いです。
CreativityとEducationがどうして関係があるのか、そしてこの根本的な問題が、日本の英語教育にも関わっていると思います。
個人的には、一発でこのスピーカーのファンになりました(^^)。非常に深いスピーチです。
⑦What makes a good life? Lessons from the longest study on happiness | Robert Waldinger
再生数が尋常ではなかったので、「??」と思ってたどり着いた動画です。
75年もの研究結果を12分で見られるなんて、見なきゃ損ですね。
さらに、75年の研究で分かったことは、ほとんど誰もがわかっていること、「あたりまえ」と思っていることでした。
「大切」とはわかっていても、特に日本社会では優先順位を1位にすることは難しいかもしれません。
でも、日本人女性が長生きということは、やはり周りとのつながりが強いということなのでしょうか。
人数ではない、「質」ですね。
さらに生活スタイルについて考えさせられる動画でした。
このTEDの動画に出会えてよかった。
⑧Grit:The power of passion and perseverance Angela lee Duckworth
私は英語を通じて色々な人に会ってきて、色々な人を教えてきました。
「The ability to learn is not fixed. That it can change with your effort.
学習する能力は固定されていなくて、努力によって変えられるものだ。」
これは本当だと思います。
このスピーチの中では、Gritは「やり抜く力」と訳されています。
「やり抜く力」は短距離競争ではなくて、人生を長距離競争のように走り続けることです。
でも、どうやったらこの「やり抜く力」を習得できるかはわかっていないんですよね。
私がこれまで英語を続けてこられたのも、原動力が「好き」ということがあったと思います。
やり抜く力ってモチベーションのことですよね。
やはり、周りで引っ張ってくれる人やコーチの存在も必要なのではないでしょうか。
人間そんなに一人で頑張れるほど強い人っていないですよね。
でも、この内容って、私の運営しているJapan English Academyに通じるものがあるのではないかと思いました。
モチベーションが続く方法、そして英語ができるようになるフレームワークがわかるので
失敗がありません。だから、私のアカデミーでは英語を続けられるんだと思います。
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⑨How to build your creative confidence David Kelley
You can do what you set out to do.
やろうと思ったことは実現する。
この言葉が心に響きました。
そして、多くの人は、子どもから大人に成長するにつれて、何らかの形で、Creativityがそがれてしまっているということ。
これは、アメリカ人、日本人、何人でも同じように起こることです。
Creativityがなぜこれまでに大切なのか、そして自分が本当にやりたいことがわかる動画です。
日本語で「創造力」と聞くと、そこまで大切ではないような気もしますよね。
「創造力…?あー、画家とか、作家とか、そういう人達に必要とされるスキルね」と考える人も多いのではないでしょうか。
ですが、元となるのは、こんな話。
子どもの頃に、粘土で作った馬を友達に見せて、「ナニコレ??馬になんて全然見えないんだけど!」と言われて、それ以来
粘土で遊ぶことはなくなった。
こういう経験はありませんか?
私の場合、異性からの拒否、自分はかわいくないから学力でがんばらなければならないという気持ち、舞台に立つよりも客席の方が楽だという経験。
こういう経験から、数年前まで自分の気持ちとは反対の方向に進んでいました。
トラウマに向き合いたくなかったんですね。
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ですが、実際大人になって振り返ってみると、全てがつながっていたことが分かりました。
そのトラウマを理解したことで、今の仕事、人生を変えるきっかけとなりました。
「創造力って面倒くさそう」と思う人であれば、絶対に見た方がいい、心が動かされるスピーチです。
⑩John Doerr Why the secret to success is setting the right goals
OKR=”Objectives and Key Results,”
まず先にミッションありきということです。
何をやっても結果が出なかった過去の私。
「Why=なぜ」を全く考えていませんでした。
ただやみくもに、「幸せになれる方法があるのではないか」「誰かが幸せにしてくれるのではないか」と思って生きていました。
英語でブログを始める時も同じでした。
「Mission」がしっかりしていなかった。
だから、当たり前のように成果も出ていませんでした。
ですが、「Mission=英語ができたら人生変わるを伝えること」「日本の考え方を脱したら必ず英語ができるようになる」を伝えると決めたら、
私のことを信じてくれる人が増え始めました。
目標設定が大切、そして実行も大切。私が現在アカデミーでやっていることとほぼ同じ環境だと思いました。
特に、ジーニーという起業家の人の話で、彼女は韓国からの移民。
そして家族でディズニーランドに行った時、自閉症の弟が発作を起こして呼吸困難になりました。
当時9歳だったジーニーは両親が英語がほとんど話せなかったので、医療制度に英語で登録するのは、ジーニーが頼りになりました。
たった9歳で。
この時の経験が、彼女のミッションになっているという話に心を打たれました。
自分の人生でショックだったトラウマについて考えるスピーチにもなりました。
私は最近過去のトラウマについて考える機会がありました。
5歳の時に幼稚園で、男の子の誰ともペアになれなかった「あまった子」の記憶。
「自分はかわいくない」というラベルを貼り、代わりに愛されるためには学業をがんばらなければと頑張った子ども時代。
小学生の時の全校生徒の前で勇気を振り絞ってスピーチをしても、恥をかいて何の成果もなかった経験。
それからというもの、舞台よりも客席で舞台の上の人を批判していた方が楽だし心地がいいと思いこんでいた自分。
このトラウマに気がついてから、これまでの人生での選択が全てつながったような気がしました。
そして、誰も教えてくれなかったことです。
根底にあったのは、「自信のなさ」の塊でもありました。
これが克服できれば、英語学習、仕事、家族、恋人、健康、人間関係が全て好転します。
英語を通じてこういう価値を届けたいという思いでいるというのを再確認する動画にもなりました。
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【余裕があれば見てみたい動画】
主に実験や実体験を通してスピーカーが語っている動画です。
シャドーイングやオーバーラッピングのいい練習になると思いました。
こんな風に色々な表現を組み合わせてしゃべれたらいいな…と思った時に見たい動画です。
●Your elusive creative genius(ジュリア・ロバーツが出演した「Eat, Pray, Love」の原作著者)
●The suprising sience of happiness(幸せはどこにあるのかと模索している時に見たい動画)
●Rethinking infidelity(「人はなぜ浮気をするのか」という問いに対して、おそらく1000万人の視聴者が「なるほど」と思ったはず)
●Why we all need to practice emotional first aid
今後も永久保存版をアップデートしていきます(^^)。
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