英語が話せるようになるまでの20年間で私が実感した5つの変化

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こんにちは^^かおりです。

私は10年以上英語学習を続けていても英語が話せない期間を体験してきました。

だけど、「なんとなくやっぱり将来しゃべれたらいいのにな」という憧れのもと英語学習を続けてきました。

最終的には、資格試験や英語関係の仕事ができるまでになりましたが、いつも英語脳になる「ある日」を夢見ていました。

英語を勉強している人の中には、「ある日突然英語がわかるようになったり、素晴らしい教材や英会話学校に出会えたら英語がどんどんしゃべれるようになる」と思っている人もいるかもしれません。

私がそのうちの一人でした。

でも、期待していた「ある日突然」がやってくるというよりは、徐々に段階を踏まえながら英語がわかるようになってきた、しゃべれるようになってきたという感じでした。

今日は、その間に実感した5つの変化について書きたいと思います。

一般的に言われているのは、「おおまかに3つのはフェーズ」なので、こちらの記事を参考にしてみてください。

→英会話ができるようになるまでの3段階まとめ

大まかに分けると、最初は日本語で英語を考えている状態、そして次に日本語で英語を考えるのが少なくなってくる状態、最後に英語は英語で考えるフェーズということになります。

日本語で考えている状態

大まかには3つのフェーズがあるとお伝えしましたが、私の場合は、細かく分けると、5つくらいの段階で次第にシフトしていったように感じます。

中学高校生で英語を習っている時が、日本語で考えている状態でした。私の場合はこの期間が約6~7年あったことになります。

かなり長いですよね。

高校生の時には、親に英会話教室に通わせてもらったり、英会話教室のインテンシブコースで1日英語漬けみたいのにも通わせてもらったのですが、状態としては、「日本語で考えて文章を作って話している」という感じでした。

日本語で考えているのは分かっていて、どうしてもそれを英語で考えるようにしたいのだけれども、いくらインプットしても、「結局できないな」という感覚が続きました。

英語学習で挫折をしつつも、仲のいい友達と英語を続けたり、英会話教室の交流会に参加したりして英語を続けることができました。

日本語で考えている状態を抜け出そうとする状態

日本語で考えている状態を抜け出したいのだけれども、なかなか抜け出せないという状態です。2年くらい続いたと思います。

「どうやら、本当に英語を理解するためには、英語で考えてしゃべらなきゃいけないらしい」ということがわかってきました。

なので、日本で生まれ育って英語ができるようになった人や、日本人で英語学校の上のレベルの人を観察したりして、どういう風に勉強しているかを教えてもらいました。

先輩から言われたアドバイスとしては、「とにかく英語に触れること」ということを言われました。

ですが、この段階の私は、周りに原因を求めていました。

良い先生がいないからだとか、良い学校に巡り合えていないからだと思っていました。

このマインドが英語が上達しない原因だということは、ずっと先になってから気が付きました。

英語で丸暗記したフレーズが言える状態

英語ができないのがくやしくて、言いたいフレーズや定型文を丸暗記して、言うことに決めました。

約1年くらいこの期間が続きました。

丸暗記した文章を言うのは、少し不自然かもしれませんが、「このフレーズは言える!」と思うと自信の持ち方が違います。

過去完了形の「I have been…」という言い方を多く使っていました。

この頃に、どうしても海外への憧れが捨てられず、オーストラリアへ留学に行きました。

これから将来留学を考えている人へメッセージなのですが、海外の語学学校へ行っても、基本的に日本の英会話学校と同じです。

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英会話学校には、非英語ネイティブが集まっているので、英語で話す機会はたくさんありますが、がんばらないと話題が限定されてきます。

私が覚えているのは、毎日クラスメイトとの話は、お気に入りのレストランや、一日何をしたかなどの話です。

この段階では、英語で丸暗記したフレーズだけを言っていてはコミュニケーションの限界があることを知りました。

そして、自分が話していること、考えている思考回路と、英語ネイティブの話し方が違うことに気が付きました。

もし自分が英語ネイティブのように話したかったら、英語ネイティブの英語を真似した方が早いということに気が付きました。

逆にそうしなければ、楽しんで続けられない、自分を苦しめることになるんじゃないかと思いました。

英語で暗記したものや、簡単なフレーズなら英語で考えられる状態

気が付いたことを実践してみました。

丸暗記を繰り返していたら、それが土台になってきました。このフェーズは1~2年くらいでした。

英語ネイティブが使っているフレーズを、自分が言いたいかどうかは別として使ってみることにしました。

例えば、

How are you?ではなくて、How’s it going?

と言ってみたり、

I’m find thank you.ではなくて、Pretty good, thanks.

に少し変えてみるなど、今までの自分のボキャブラリーとは少し違うものも言ってみることにしました。

そうするうちに、少しずつコミュニケーションが取れるようになってきました。

英語を読む、書く、聞く、話すことを大量に行いました。

正直、この状態は日本にいても世界のどこにいても実現が可能だと思います。

英語と感情がリンクして、文法が少し間違っていても相手に伝わる状態

筋トレのように毎日英語で言うトレーニングをしていると、英語で考える脳の部分が鍛えられてくるような感覚がしてきました。

これまでのフェーズで約10年間費やしたのが土台になったのか、丸暗記や短いフレーズを使うことが無意味ではなかったことがわかりました。

やっとこの最後の段階になってです。汗

周りから言われていたように、「英語に触れて継続するのがいいよ」というのは本当なんだなということが分かり始めました。

英語学習に対して受け身だった自分から、積極的に学習していかなければ上達しないんだと気が付いたのはこの段階でした。

自分でも遅い方だと思います。

今までは、良い先生、学校、環境を探していましたが、この段階では自分で積極的に上達する方法を探していこうと決めました。

自分が間違いやすい文法がわかったので、ノートに書きとったり、TOEICなどの試験では、弱点を集中的に勉強できるような問題集を買うようにしました。

ネイティブが言っている表現に耳を澄まして、同じように口から言葉が出てくるまで、ドラマのセリフのように一人で練習したりしました。

何度もセリフのように練習していると、不思議と感情と言葉が連動してきます。

そうすると、少しくらい文法が間違っていても、本当に伝えたいメッセージを伝えることが大切だという感覚で学習することができるようになってきました。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

「英語って本当にできるようになるのかな?」と思っている人の役に立てればと思い、体験談を書いてみました。

一人一人、どのような段階をたどるかは差があるかもしれませんが、私の場合短期間で英語力をつけられた訳ではなく、「いつになったらできるようになるんだろう」という段階をさまよっていました。

性格的には、「一気に全力で頑張って短期間で結果を出したい」というタイプなので、「こんなにがんばっているのに何で結果が出ないんだろう?」というフラストレーションがたまることもありました。

ですが、英語上達のカギは、楽しむこと、ずっと続けることだと分かりました。

英語学習で悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。

SNSもやっているので、よければ繋がってくださいね♪

YoutubeInstagramでは、趣味のアートを英語で配信しています。

楽しみながらやっているので、「こんな風に英語も使えるんだ」と参考にしてもらえると嬉しいです。ではでは~

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