留学で英語が話せるようになる期間ってどのくらい?実際に英語が口から飛び出るの?

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「留学してもただ時間やお金を使うだけになってしまって、人生無駄になるかもしれない」というのは、私が留学前に持っていた悩みでした。

私はオーストラリアに約4年留学して、英語がしゃべれるようになりました。

ですが、日本に帰ってきてから色々分析をしているうちに、単純に留学をしたから英語ができるようになったわけではないとわかりました。

私よりも長い間留学していても英語がしゃべれない人にも出会いました。

今回は、実際に留学して英語が話せるようになる期間や秘訣についてまとめました。

留学で英語が話せるようになる期間

一般的には、英語が話せるようになるには2000時間必要だと言われています。

1日6時間の勉強を続けても333日で、約1年間かかります。

ですが、企業で勤めていたら、毎日英語の学習ができるとしても数時間でしょう。

毎日3時間勉強しても、666日かかることになります。

この学習を進めて行って英語が話せるようになるのかというのが疑問です。

この間に挫折するかもしれませんし、文法だけやっていても英会話ができるようになるわけではありません。

となると、「留学で集中的に英語に触れた方が良いのでは」と思う人もいるはずです。

参考までに私の経験をまとめました。

私の経験

~半年

構文を意識して話していました。

とにかく文法を間違わないように、英語を話していました。

ですが、悩みとして、完璧に文章を言っているのに、なぜかネイティブと会話が続かないということがありました。

ホストファミリーと食事の時に楽しく会話をしたいけれども、今日あったことを話して終わるというもどかしさがありました。

さらに、語学学校には、非英語ネイティブばかりだったので、クラスメイトと話していることが、毎日同じことだと気が付きました。

毎日「~を食べた」「~をした」という話をしていても自分の英語は上達しないと気が付きました。

~1年

クラスの中だけで学習していても、日本にいる時と同じだと思いました。

クラスは全て英語で行われますが、これは日本で英語学校に通っているのと同じです。

なので、クラス以外でも、積極的に英語ネイティブと話すようにしました。

Language Exchangeに出かけたり、英語ネイティブが話す英語は速くて聞き取れないとわかっていつつも、ボランティア活動やサークルに入って、輪に入れてもらうようにしました。

英語ネイティブに誘われて、友達同士の集まりに呼ばれても、ほとんど周りの人の言っている英語を聞き取ることができました。

まだ、この段階では、同じスピードでは英語を話すことができませんでした。

毎回少し怖い思いでしたが、周りの人の英語を真似して、同じ発音で同じ表現をするようにしました。

そうすると、少しずつ、周りの人に、私が英語ができるのかもと思ってもらえるようになり、英語ネイティブの仲間に入れてもらえるようになりました。

~2年

少し緊張したり怖い思いはあるけれど、やっぱり英語ネイティブと一緒にいるのがいいとわかりました。

そうでなければ、日本で英語学校に通っているのと同じことになるからです。

留学は、クラスの外や文化から学ぶのが味だと醍醐味だと気づき始めました。

友達が使っている英語を自分も真似したり、カジュアルな言い方も全て真似するようにしました。

日本にいる時よりも、フレンドリーに人と仲良くするともっと楽になっていくことが分かりました。

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毎日英語ネイティブと一緒にいたので、日本人と思われなくなりました。

頭にある考えをそのまま口から言おうと思って口から英語が出てきたのはこの頃です。

~3年

会話力やリスニングは上達しましたが、リーディング力がついていきませんでした。

留学中に学んだのは、留学するから英語ができるようになると言うことではなくて、文化や周りの人から学ぶことが大切ということです。

英語力の上達には、バランスが不可欠だと思いました。

そうこうしているうちに、帰国することになりました。

日本に帰ってから、実際に文法の知識や英検1級の勉強を始めました。

留学=英語が話せるようになる?

留学当初の私は、「留学」自体が私の英語力をどうにかしてくれる、私を変えてくれると思っていました。

もし、このままのマインドで進めていたら、全く英語が上達しなかったと思います。

ただ、最初の半年くらいで、「このままでは日本と同じだ」と気が付いて、周りの環境や文化から学ぶようにしたことがカギでした。

確かに、留学だけで、日本にいるよりは英語に触れられる機会が増えるでしょう。

ですが、今の時代、世界のどこにいても、英語に触れることは可能です。

極端な話、日本だけで生活していても、留学しているような環境に身を置くことは可能ですし、留学なしで英語ネイティブレベルの人もたくさんいます。

なので、留学の良いところを利用して、現地の文化や周りの人から学ぶことが、英語が話せるようになるかの分かれ道になってきます。

英語が話せるようになる期間

一般的に留学して英語が話せるようになる期間は、数か月~1年単位で考えた方がいいでしょう。

全く0から留学をして英語力を伸ばそうと思った場合についてまとめました。

~1か月

生活環境に慣れるまでに時間がかかることがあります。

仮に、英語がある程度話せるようになるまで2000時間かかるとすると、生活環境に身を置く(毎日10時間英語に触れるとして)と半年ほどかかります。

なので、留学して1か月では、3つの単語を並べて文章を作れるレベルでしょう。

詳しくは、こちらの記事を参考にしてみてください

100人以上教えた英検1級講師が語る。英語が話せるようになる期間ってどのくらい?

~半年

半年では、毎日10時間英語に触れることができる期間です。

0から英語を始めると、日常会話レベルができるようになります。

留学を半年もすれば、もっとできるようになりそうという印象があるかもしれません。

ですが、クラスルームの中だけで学習しているのと、現地の人と話したり友達を作って英語を上達させていくのではやはり上達の早さが違います。

半年でも、学習の方法によっては、もっとレベルアップできるでしょう。

まとめ

個人的な体験では、「留学をすれば必ず英語が一定レベルアップする」わけではないことを学びました。

授業を受けているだけであれば、日本にいてもできることです。

ですが、文化や周りの環境から学べることが留学の醍醐味だと思います。

自分から積極的に英語を続けることが上達の秘訣になってきます。

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