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TOEICを始めて受ける時や、英語学習を始めた時は英語をなんとなく聞いているだけでわかっているような気になります。
私の場合、大体なんとなくはわかっていて、なんとなくは答えられていても「何で点数につながらないの?」「たまたま試験の問題が難しかったからじゃないの?」って思ってました。
ちゃんと勉強してるのに、なんで?と思っていました。なんとなくはわかっているのに、どうして?という疑問がありました。
それから5年以上経ってなぜ得点につながらないかがわかりました。
攻略するポイントは5W1Hだったのです。
また、英会話教室で教えていた時には、5W1Hをしっかりと聞くだけでリスニング力が底上げされてリーディングの点数も上がり合計100点以上点数アップした人もいました。(^^)
今回は、5W1Hをしっかり押さえるだけでTOEICの点数が100点アップする方法(初級編)を書いていきます。
5W1Hとは?
When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どうやって)の略です。
日本語で話している時は何も考えずに使っていることが多いですよね。
無意識に使っている言葉だし、相手も日本語で考えているのでわざわざ強調して
「なぜ彼女がそれを買ったのですか?」とか
「どうやってそれを手に入れたのですか?」など完全な文章で言わなくても会話している相手はわかってくれます。
What(何)が日本語で使われるような時は、「何を持って行ったの?」と聞きたい時は「それを持っていった?」「それ持ってた?」など、「何」が「それ」になったり、省略されたりすることがあります。
なので、日本語のままで考えていると、「あれ?この質問の時って5W1Hでは何が使われるんだろう?」と考えることになります。
自分でTOEICを勉強している時は、時間をとって学習して知識を消化してもいいですが、実際の試験になるとそんなことは言ってられません。
どんどん次のリスニング問題に移っていって、気がついたら試験が終わっていたなんてこともあり得ます。
なので、まずは日本語の会話では省かれることがある5W1Hが英語では必須ということを考えると、リスニングが楽になってきます。
WHEN いつ
When(いつ)は比較的わかりやすい英語ですね。
日本語でも「いつが都合いい?」「いつ空いてる?」と日常的に使っていますね。
リスニング力を底上げするためには、最初の5W1Hをしっかり聞くことが必要です。
特に会話のセクションでは、5W1Hしっかり押さえるだけで、50点はアップできるでしょう。
さらに、5W1Hに気を付けるという考えがついているので、他のセクションにも応用でき、リーディングでもリスニングでも点数アップします。
WHERE どこで
Where(どこで)はリスニング問題の中でも比較的聞き取りやすい単語です。
「2人はどこで待ち合わせしましたか?」
「どこに○○がありますか?」などの質問は得点を稼げる問題なので、ミスをしないようにしっかりと得点を稼ぎたいですね。
他の問題で間違ってしまった…とかさっきの問題はどうだったっけ?と考えているうちに、
Whereなどの得点稼ぎの問題が出てきて上の空で答えられなかったということもあります。
答えられなかったものはもう仕方がないと割り切って、次の問題を確実に回答することに集中していくと点数アップにつながるでしょう。
WHO 誰が
TOEICや英検のリスニング問題では、「誰の会話でしょう?」とか「誰に会いますか?」というような問題が出題されます。
Who(誰)は聞きやすい単語ですし、選択肢も答えがはっきりしていて得点が取りやすい問題です。誰のことを聞いているかというのは、聞き間違えない限り答えを間違えることは少ないでしょう。
日本語だと5W1Hは疑問文のどこに出てくるかわかりませんが、英語は99%、質問文の始めに5W1Hが出てきます。
なので、一番集中して聞くのは最初の単語ということになります。
最初の単語が5W1Hのどの単語であるかを聞くことに全ての神経を集中させて聞きます。
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WHAT 何を
What(何を)が聞き取れても、選択肢でどれを選べばよいのかわからないということは結構あるんですよね。
When(いつ)、Who(誰)のように短い答えが予想されるものだと、迷わずに答えを選べますが、What(何)の場合、答えが色々考えられるので正確に答えられるようになるまで練習が必要です。
でも、何をしましたか?とか何をする予定ですか?という情報は比較的聞き取りやすいかもしれません。
WHY なぜ
Why(なぜ)で聞かれたら答え方はBeause(なぜならば…)という選択肢を選ぶものと思いがちですが、TOEICの試験ではそこまで単純ではないこともあります。
もちろん、Becauseで始まる選択肢が正解の時もありますが、I am not sure why …(なぜだかはわからない)とか、I did not …So I don’t know.(~をしなかったからよくわからない)というような答え方もあります。
Whyに対しては色々な答え方があるので、Whyが聞こえたからと言って、瞬間的に「Becasueが答えだ!」と選ばない方がいいでしょう。
HOW どうやって
How(どうやって)は日本人が苦手な質問の形です。How did you get here?(ここへはどうやって来ましたか)という質問は英検二級の面接でよく聞かれたりします。
答え方はBy train(電車で)By bus(バスで)など色々な答え方があります。
ですが、How do you find this social issue?(この社会問題についてどう思いますか?)とかHow do you like it?(どうですか?←新しいところへ引っ越したり、旅行へ行った時に聞かれたりする)のように使われるHowは答えに困ってしまうことがありませんか?
特に、会話でよく使われるHow do you like it?(どうですか?←新しい職場や新しい環境で聞かれたりする)は、直訳すると、「どのように好きですか?」となります。
どのように好きですか?って聞かれても…と思いませんか?私は今でも一瞬思ってしまうタイプですが…
でもどのように好きですか?=どうですか?と考えると簡単です。
How do you like it?と新しい職場について聞かれた場合は、例えばI like it because +理由 とか
I really like it+理由という形で答えると自然になります。
How(どうやって)には色々な使い方があるので、初級の段階では直訳して覚えない。ということを記憶しておくといいと思います。
Howを直訳して日本語にして覚えると面倒になったり、日本語と英語の違いが嫌になって挫折することがありますので。
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まとめ
初級編の5W1Hで100点アップする方法はいかがでしたか?
ただなんとなく気聞き流していたり、違うことを考えてしまったり、さっきの問題どうだったっけな…と考えているうちに、実は本当に得点を稼げる問題を聞き逃していることがあります。
ビジネスシーンでも伝えたいことをはっきりと伝えるために重視されているポイントですので、5W1Hをしっかりおさえるとビジネスシーンでも活躍すること間違いなしですね!
今回の記事がTOEICの点数アップ、英検対策になれば幸いです。
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