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英語のスピーキングで、実際にTOEIC200点以上アップするためのスケジュールシートを作ってみました。

1日1時間のスピーキング時間で、1年でTOEIC200点以上アップを狙う具体的な方法です。

倍速でレベルアップしたい場合は、半年に短縮することもできるのではりきって学習していきましょう!

ゴールの設定

具体的にゴールを設定します。「英語ができるようになりたい」だけではなくて、具体的なゴールであればあるほど達成しやすくなります。

期間や具体的な数字を入れるといいでしょう。

例えば、

「半年以内に過去、現在、未来形を使った日常会話ができるようになる」

「1年以内に、TOEIC200点以上アップに相当するスピーキング力を身につける」

「1年以内に、就職活動のためにTOEIC800点を取得する」

など、具体的に数字を入れたゴールの設定が効果的です。

具体的なゴールの設定は、「SMART」の法則を使うとより具体的にできるようになります。

S=Specific(明確な)5W1Hを含めると、より明確に。

M=Measureble(計測可能な)「できるようになりたい」ではなくて、どういう状態が欲しいかを書く。

A=Achievable(達成可能な)あまりにも達成ができないような目標ではないか?

R=Related(関連性のある)自分で設定したゴールかどうか、同意しているかの確認。

T=Time-bound(時間的制約のある)1年後の2020年4月末まで。

あなたのスピーキングの目標は何ですか?書いてみましょう♪

私の英語のスピーキングの目標は、

S:

M:

A:

R:

T:

なぜそのゴールを達成したいのか、「メリット」を明確にする

あなたはなぜ、その目標を達成したいのでしょうか?

「なんとなく」「かっこいいから」「就職活動に便利だから」などの理由では、絶対に叶えることができません。

なぜかというと、モチベーションが弱い状態になってしまうからです。

「本当に自分の状態を変えたい」と思っていない状態ですよね。

私たち人間は、「現状維持」をするようにできています。

実は心の中では「変わりたくない」と思っているんですよね。

何か新しいことが起きそうだったら、自分の状態が変わりそうだったら、知らないうちにブレーキをかけてしまっているようです。

なので、ここで必要なのは、「なぜ?」あなたがその目標を達成したいのかの本当の理由です。

将来目標を達成したらあなたにもたらしてくれる「メリット」を書き出していきます。

メリットとは、

「希望している会社から内定がもらえたら、将来の安定が見込める」

「海外勤務ができるので、海外でのキャリアの広がる」

「英語でのビジネスができるようになる」

「国際的になるので、より海外の友達ができる」

「海外の友達に休みの時に会いに行くことができる」

「周りから羨ましがられる」

「海外移住の第一ステップになる」

「TOEIC900点は周りで誰もいないので、周りと差別化ができる」

「日本の窮屈な雰囲気から脱出できる」など、できる限り多くのメリットを書いていきます。

メリットを書けば書くほど、あなたの理想の状態が分かってきて、「こんなことが起こるんだ!」「この状態が手に入ったらすごい!」という風にモチベーションが上がってきます。

目標を達成したらあなたにもたらされるメリットは何ですか?書いてみましょう。

目標を達成したら実現する世界は、

ゴールを達成するために必要な行動を知る

目標を設定して、モチベーションを高めることができました。

でも、「何をすればいいのか?」という状態ですよね。

いくら目標を設定して、モチベーションが高くても、無駄な英語学習にお金や時間を浪費している暇はありません。

できる限り英語学習に効果的な方法で、最短最速で英語がしゃべれるようになりたいですよね。

「そのためには何をすればいいか?」という段階です。

実は、必要な行動をしることが英語がしゃべれるようになるためのカギを握っているとも言えます。

明らかに、英語がしゃべれるようになりたい=TOEICの試験対策本を買おうとはならないですよね。

今回は英会話が目標なので、しゃべる要素を盛り込む必要があります。

しゃべる要素を含んだトレーニング方法は何でしょうか?

英会話の練習ができる場所を探す、英語カフェに行ってみる、Language Exchangeパートナーを探す、音読トレーニングをする、英会話のレベルアップをするための文法の勉強などがあげられます。

「英語がしゃべれるようになる」ために必要な行動は何でしょうか?書いてみましょう。

1年後にはどうなっていたいかを書く

ここまでで、目標、モチベーション、必要な行動を明確にすることができました。

今度は、あなたの理想の1年後を書いていきます。

ここで陥りやすい罠が、「理想の夢」に浸ってしまうことです。

妄想で楽しい世界ならいくらでも書いていけますよね。

日常会話ができるようになって、外国人の友達が増える、海外移住のための英語力が身についているなど、理想はいくらでも書くことができます。

でも、目標を達成できるかどうかのカギは、具体的で現実的に書くということです。

定期的に見直すことで、より自分が目標に近づいていっているかわかりますよね。

「英語ってどのくらいの期間で話せるようになるの?」「どのくらい勉強する必要があるの?」という場合の目安に、こちらの記事を参考にしてみてください。

1年後のあなたはどうなっていますか。

半年後はどうなっている?

1年後の目標設定だけでは、まだ「フワフワ」した状態で、想像ができないかもしれません。

「1年後だから時間がある」と脳みそが思ってしまうんですよね。

「1年後という設定だけ」では、強力ではありません。

でも6か月後ということを考えたら、少し現実的になってきませんか?

半年後の理想の状態を考え始めたら、「1年後の目標が大きすぎた!」と思うこともありますよね。

私は独学で英語を勉強していた時に、あまりにも早くしゃべれるようになることを期待して、自分で自分を苦しめていました。

周りの書籍では、「3か月以内にできる」「すぐにペラペラ」ということが言われているのに、私はできない!何で?ということが頭から離せませんでした。「こんな嫌な状態になるなら、やめようかな」ということを考えていました。

現実的に達成可能な目標と理想の状態を書くことが必要です。

「目標を書くと達成できる」と言われていますが、全て達成できるわけではありません。

書いたものの中の一部を達成できる、そのために努力することが必要だと思っています。

半年後のあなた

3か月後はどうなっている?

3か月後だと、かなり現実的になってきますよね。

SMARTの法則を使って、より明確にゴールを設定していけば、かなり分かりやすくなります。

例えば、英語のスピーキングはどうしても、「どのくらいできるようになっているのだろう?」がわかりにくい場合があります。

「英語がペラペラの状態」と「英語がしゃべれない」状態はわかるのだけれども、進捗がわからないということもありますよね。

その場合は、音読トレーニングや文法事項が使えるようになっているかを確認するのが最適です。

理想の状態は、「音読トレーニング4までがしゃべれるようになっているし、情景も理解できるようになっている」というように具体的にSMARTを使って目標設定ができるでしょう。

Language Exchangeや、チャットにも積極的に参加しなければ、英語上達は難しいことがわかってきます。

こちらの、Fluent in 3monthという本では、著者はできるだけコストを抑えてどんな言語でも3か月以内にしゃべれるようになる(旅行を楽しめる程度)というノウハウを語っています。

この本の中で著者が言っているのは、なんでもトライしたということです。

Language Exchange、オンラインの格安クラス、道行く人と話す、自分でぶつぶついってトライアルエラーを繰り返すなどなど。できる限り何でも試してみるのが大切なんですよね。

3か月後のあなた

1か月後はどうなっている?

ここまで具体的に書いてくると、「もうやるしかないんだな」という感じになってきませんか?

なんとなく「英語がしゃべれるようになりたい」「字幕なしで英語のドラマみたい」とフワフワ考えていた状態から、「こんなにやらなきゃいけないんだ…」と脳みそが考えだす状態でしょう。

私は「紙に書いたら実現する」を心から信じているタイプで、昔は「なんでもとにかく書いたら叶うんだ」と思っていたタイプでした。

でも、実際は、紙に書いた上で、実際にどのような行動をしていくかだということに気がつきました。

紙に書いて周りの力が何とかしてくれるのではなくて、自分で計画を立ててやらなければできるようにはならないんですよね。

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1か月後のあなた

1週間後はどうなっている?

1週間後はどうなっているかを書いていきます。

1週間後となると、本当に現実的ですよね。何もしなければ、何もしないまま終わってしまう期間でもあります。

1週間で見える進歩は少ないかもしれませんが、進捗状況を書くことで目に見えてやっていることがわかるので、進捗状況も合わせて書くことをおススメします。次の確実に進歩する方法も参考にしてください。

1週間後のあなた

音読トレーニングで確実に進歩

1週間での目安は、音読トレーニング1つをできるようになるのが目安です。

音読トレーニングの成果はこちらを参考にしてみてください。

音読トレーニングができるようになるということは、シャドーイングをして、情景が浮かびながらも自分の口からは英語でしゃべっている状態ができるようになることです。

音読が初めてという人は、2週間で音読トレーニングを1つ終わらせる形になるかもしれません。

先日Twitterで、一つの音読トレーニングは計50~100回やっているという通訳者の方がいました。

合計すると、一つのテキストを50回くらい繰り返して読むことになります。

加えて、実際に会話の練習をしたい人は、Language Exchangeや、BBCの無料教材を使って会話の練習ができるでしょう。

ですが、いきなり会話の実践に飛び込むと、「こんなにも思っていることが言えなかったとは…」と心が折れる人も多いのが現実です。

よほど打たれ強い人は「頑張るぞ!」と思えるかもしれませんが、8割の人は、「英語はやっぱり必要ないし、こんなに嫌な思いをするくらいならやらなくていいか」と思ってしまうでしょう。

なので、まずはインプットありきということになってきます。

インプットしながらも、アウトプットできる、自分で好きな時間に学習できるのは音読トレーニングです。

さらに、「どのくらいトレーニングしたか、何回、何時間やったか」が目に見えてわかるので、モチベーションアップにもつながります。

1週間後は、音読トレーニングのこのテキストを理解して、しゃべれるようにする。

例えば、Japan English Academy[現在募集していません]の最初の音読トレーニングでは、「Learning Languages言語学習」についてのテキストを勉強します。

自分が同じようにしゃべるとしたら、どんなことが言えるのかな?とノートに表現をメモしてみるのもいいでしょう。

文法で確実に進歩

時制がごちゃごちゃになって言いたいことが言えない」「しゃべれている気がしない」という悩みがあるかもしれません。

いくらスピーキングができるようになりたいからと言っても、文法をしっかりおさえてこそのスピーキングということになります。

なので、文法も平行してインプットしていくことが大切になります。

今回私が紹介するのは、受験英語や英検のスピーチ対策ではなくて、一般的にスピーキング力を高める方法ということになります。

文法の目安

  1. 現在形
  2. Can,Want
  3. 過去形
  4. 未来形
  5. 現在完了形

これらの順番で、自分が使えているかどうかを確認します。

もちろん、文法は知っているという人は多いかもしれません。

ですが、意外に「He likes」の「S」を忘れてしまっていたり、「Does he like …?」と聞きたいところを「Do he likes…?」と言ってしまうこともありますよね。

過去形や未来形については、過去の出来事をしっかりと話すことができるかがチェックポイントになってきます。

過去形は、不規則に変化するものもあるので、考えているうちに「あれ?何だっけ?」となることもありますよね。

例えば、「Think」の過去形は「Thoughtソート」となって、いつも言い慣れていないと、すぐに出てこない時もあります。

あとは、「Put」の過去形は、「Put」のまま変わらないなど、色々な動詞の変化を覚える必要があります。

これは、話して覚えるしかないかもしれません。

話すパートナーがいない場合は、少なくとも音読トレーニングや、英作文をして、人にチェックしてもらう必要があります。

目標を具体的に書いてみた

「実際にどうやって書くのが効果的なの?」という人のために、一例を書いてみました。

メリットも具体的に書くとかなり楽しくなってきますよ。参考にしてみてくださいね。

ゴールの設定1年後までにスピーキング力をTOEIC200点以上アップさせる。

TOEICレベルでは、TOEIC400からTOEIC600くらいまでにレベルアップする。

時制は、過去、現在、未来を使えるようになっている。

自分の言いたいことが60パーセントは言えるようになっている。

英語で考え始める感覚がわかる段階。

メリット英語ができるようになるので、楽しくなる。

Language Exchangeで言いたいことが何となく伝わるようになるので、もっと話せるようになる。

コミュニケーション力が高まるので、さらに友達ができる。旅行に行った時も、自信を持って英語を使うことができる。

英語で話せるようになるので、自信がついて私生活も楽しくなる。

自分に投資をしているので、成長が楽しい。

将来の海外移住に向かって確実に進むことができる。

海外の記事も読めるようになるので、インプットできる情報が増えてきて選択肢が広がる。などなど。

進捗状況の具体的な書き方

最初に1年後、半年後、3か月後、1か月後、1週間後の理想の状態を書きましたが、それと並行して、実際にやった学習内容を書いていきます。

Japan English Academy[実践者の声はこちら]では、進捗状況を書いてもらっていますが、ただ英語を30分勉強したというのではなくて、トレーニングを何回やったとか、インプットした内容を記録するのが効果的です。

例えば、音読トレーニング1のシャドーイングを10回、オーバーラッピングを10回。

RとLの発音に苦戦することが分かった。最初ネイティブスピーカーが何を言っているか分からなかったけど、スクリプトと照らし合わせることで、徐々に理解できた。

このように進捗状況を書いていきます。

ポイントは、できなかったこととできるようになったことを書くことです。

疑問も書いていけば、どんなことができないのかを明確にできますよね。

私たちは「できないこと」「間違うこと」がやっぱり嫌なんですよね。

どうしても目をそむけたくなってしまいます。

でも、ただ間違いに気がついて直せばいいだけなので、特に人格が否定されているとか、

「自分はなんてできないんだ」とか思う必要は全くないんですよね。

半年でサクッとレベルアップしたい場合

「就活でどうしても英語力が必要!」「留学まであと半年しかない!」という人のために、半年でレベルアップできる具体的なロードマップをまとめました。

半年でスピーキング力をTOEIC200アップするとは?

1年のカリキュラムをご紹介しましたが、「単純にこの倍をすれば倍速で上達が可能なのかな?」ということが考えられますよね。

結論から言うと、可能です。個人差や、もともとの英語力、文法知識などにもよるので、数字は参考までに。

ただ、効果的な勉強法やマインド面の管理も必要になってくると思うので、私が過去に失敗した例を交えながらまとめていきたいと思います。

1年で一日1時間音読トレーニングをやってTOEICレベルが100点~200点レベルアップする=なんとなく効果が実感できる状態になってきます。これを半年でやる場合には、スピーキングのトレーニングを一日3時間行う必要があります。

一日3時間×1か月=約100時間スピーキングの練習をします。

さらに、半年で600時間スピーキングの練習をすることになります。

ただ、文法や表現の勉強の相乗効果もあると思うので、3時間のうち、1時間くらいは文法のまとめや知識のまとめに使うと効果的でしょう。

一日の勉強時間

一日の勉強時間は、最低でも3時間~4時間を確保する必要があります。

仕事や学業で忙しい場合には、自分の時間がほぼ全て英語学習ということになりますよね。

社会人の場合は、朝に1時間勉強する、仕事後は、2~3時間勉強するという状態を毎日続けることになります。

勉強といっても、机に向かってする勉強とは少し違うかもしれませんよね。

音読トレーニング、文法の確認、Language Exchangeパートナーを探す、英語のドラマや映画を観る。全てが学習に入ります。

実際のところ、可能なの?

可能か不可能かという問題ですが、結論は、「可能」です。

ただ、効果的に時間を使う優先順位の設定が必要になってくるでしょう。

また、自分を追い込んで頑張るの姿勢では残念ながらスピーキングは上達しないでしょう。

研究によると、緊張した状態よりも、リラックスしている状態の方がパフォーマンス力が高まるということです。

優先順位の設定

「半年以内だ!」という目標設定をしたら、犠牲にしなければならないものがあります。それは、エンターテイメントです。

使える時間が限られてくるので、やはり削らなければならないものもあります。テレビを見る時間、友達とのグループチャット、飲み会、週末の娯楽などは、すべて英語の時間にします。

英語の時間と言っても、英語と接触する時間にするという感じで大丈夫です。

[char no=”1″ char=”かおり”]私は、日本の企業に勤めていた時は、このように時間を使っていました。

通勤往復2時間:音読トレーニング[周りを気にせずぶつぶつシャドーイング]

休憩中1時間:[運よく、私の場合は周りが英語環境でした]は英語で話す

テレビを見る時1時間:英語ドラマ+字幕英語で表現をメモ

その他の時間1時間:英語の記事を読んで使える表現をメモ、英語で日記やメールを書く、Language Exchangeパートナーとの会話[/char]

85パーセントの人が陥る「罠」とは?

特に日本で生まれ育った私にとっては、自動販売機のように「努力=結果が必ず一定期間で手に入る」という環境で育ってきました。

日本での素晴らしいサービスに慣れてしまっていると、お金を払えば何でも手に入ると思ってしまいがちですよね。

ファーストフードでは、食べ物が2分以内に出てくる、コンビニでは、機械のように人間が動いている、宅配ピザは1時間以内にドアの前に持ってきてくれるなど、速さが求められている社会でもあります。

英語の力も、このように、商品のように手に入るものなのでしょうか?

社会の中には、あまりにも「すぐにできる」を全面的に押し出した英語の教材があふれています。

頭の中では「そんなにすぐにできるはずはないよね」と思いつつも、やっぱり、すぐにできるようになることを期待しているんですよね。

しかも3か月とか6か月で…。

期待するのはいいことだと思います。モチベーションも上がると思うのですが、脳みそは理想と現実のギャップを認識し始めます。

そこで、脳みそは「いつまでたってもできないなあ」「やっぱり英語は難しい」と考えだしてしまうのです。

英語のスピーキング自体、1年、2年単位で時間がかかるけど、コツコツやればできるようになる。

ただこれだけだと思います。

何か、「半年以内にできるようになって攻略しよう」そういう気持ちだと、やはり続かないのではないかと思っています。

 

英語ができるようになりたいと思っているなら、ずっと学び続けることが成長のカギですよね。

学校のように、2年で卒業、3年学習して終わりということではないと思います。

私も10年以上音読トレーニングやシャドーイングを続けています。

やるか、やらないかのどちらかになってくると思いますが、


こんな言葉があります。

意味は、直訳の通り、「頭の中にあったら、もう始めてる」ということです。

「~しようかなどうしようかな」と思っている時点で、あなたはもう始めていることになります。

あとは、目標設定、行動の設定、やるかどうかということになりますよね。

今回は「英語がしゃべりたい」を分解して具体的な目標達成の方法を紹介しました。

あなたの英語の上達を心から応援しています!

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