Oxford Reading Treeの英語育児で失敗しないためにサクッと読める実践体験記

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日本に帰国をしている時に、育児の本を読みあさっていると、「多読って大切だよ」ということが書かれていました。

 

もちろん、大人になっても大切なんだから、子ども時代も大切ですよね。

だけど、3歳とかだともちろんまだ文字を読む段階ではない。だから大人が読み聞かせてあげることがいいんですね。

 

でも、大人になると色々な事情が出てくる。

 

仕事で疲れて夜になったらすぐに寝たい。子どもにすぐに寝てもらいたい。

休日は、わざわざ子どもに本に興味を持ってもらうようにするのが面倒くさい。

 

こんなことがあると思います。

今日は、子どもと本を読む時の大人の状態、そして実際にやってみて効果のあった本への興味の持たせ方について書きたいと思います。

大人の事情

大人にも色々事情はあります。

 

・本の読み聞かせが面倒くさい

・本に興味を持たせる努力が面倒くさい

・そもそも子どもの本を買うなら自分の本を買いたい

・今日の仕事を終わらせたい

・自分の本を読みたい

・自分の時間がほしい

・疲れている

 

 

こんな事情がありませんか。

 

特に、仕事で家に帰ってきて、一日の最後にへとへとになっている時に、子どもに絵本に興味を持たせて、さらに読んで聞かせるなんてさらにストレスになりそうですよね。

自分の体力を先に回復したいという気持ちもあります。

 

管理人の講師かおりは、夏休みの間、公園、モール、友達の家、家での姉妹の喧嘩を仲裁、などの後、へとへとでもう「英語育児なんてどうやってやるのか」と思っていました。

でも、ちょっとした方法で、子どもが本に興味を持って、さらに親も楽に英語で子どもに接することができるようになったので、共有させてもらいたいと思います。

大人の事情を変えるための解決方法

子どもの教育も大切ですが、それ以上に「自分の時間だって大切にしたい」という気持ちもあります。

仕事もあるし、自分の自己成長のために本も読みたいです。

個人的に実践して解決できた方法を紹介します。

5分間と決める

割り切るしかありません。

一日5分できたらいいとします。

真面目な人であればあるほど、どんどん読んでいきたい気持ちもありますが、一日5分できたら満足というレベルにしておきます。

そうすることで、自分も子どもも達成感を味わうことができます。

最初は一日5分ができたらよし。私の場合は、本に興味を持ってくれたらよしとすることで、かなりモチベーションがアップしました。

子どもの気分が乗らない時は割り切る

「せっかく子どもの教育のために投資をしたのだから」と焦る気持ちってありませんか。

例えばこちらのOxford Reading Treeだと、6冊で3,000円くらい、しかも見た目はペラペラだから最初は半信半疑かもしれません。

さらにユーロの値段だと、「なぜ?」と疑問になるくらいのものでした。

 

 

こんなに薄いんです。

買う時には、軽くコンフォートゾーンから出るドキドキ感ありましたよ。

「これって本当に効果あるのかな?」「効果なかったらどうしよう?」という感覚ですね。

でも、「私が効果を出させる」という気持ちで購入ボタンをポチリ。

 

私は日本の価格の方がよかったので、まとめ買いで33冊も買ってしまいました。

だからなおさら焦るんですよね。

「1日1冊って決めたんだからやってよ!」って思ってしまいます。

ですが、これ、実は勝手に決めたのは親の私の方でした。

子どもの気分は関係ないですよね。

気分が乗ってきたら読むようにする。これに限ります。

ゲーム感覚にする

ゲーム感覚はめちゃくちゃ疲れるのですが、娘の場合はかなり定着した方法の一つです。

例えば、「I spy with my little eye something beginning with a」で「apple」と正解できたら、走ってジャンプをしてきて「apple」と抱きつくゲームです。

下の娘も同じように抱きつくのが楽しいと思ったらしく、二人でアタックしてくるので、相当疲れますが、楽しいので続いています。

自分も学習してみる

子どもがつまらないとやらないというのは、こちらの英語教室で学びました。

(参考記事:こちら)

なので、やっぱり親の押し付けではよくないと、「どうやったら楽しく読めるようになるか」を日々学習しています。

アカデミーで一緒に勉強している方は、お子さんに英語を教えたいというモチベーションで自分で英語を始めようと思った人もいます。

やっぱり、「あなた、がんばってやりなさい」ではなくて、自分も一緒に学んでいくのが良い方法かもしれませんよね。

子どもの事情

子どもにだって子どもの事情があるようです。

 

・つまらないことはやりたくない

・公園で遊んで疲れる

・自分のやりたいようにやりたい

・教えられてる感がなんとなくいや

・同じことの繰り返しは意味がないと思う

 

娘の発言を聞いていると、とにかく「つまらないことはやりたくない」という感じです。

確かに。。。もちろんわかりますよ。

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つまらないことは、大人でもやりたくないですからね。

「我慢してやんなさい」と言うのは簡単。でも親として欲しい「理想の状態」は、あなたに英語が好きになってもらうこと、英語を話せるようになってもらうことなんですよ。だから、こちらもこちらで色々研究していきますからね。

子どもが絵本に興味を持つために

私が人から言われてはっとしたことがあります。

それは、親が「何で自分の子どもは本に興味を持たないのか」と悩んでいたら、自分を見直す必要があります。

子どもは親を見て真似するんですね。

 

子どもがスマホばかり見ていて困ると思ったら自分はどうか

子どもが物ばかりに固執していて困ると思ったら、自分はブランド物で身を固めていないか

 

などなど、子どもは親を真似しているということになります。

 

なので、子どもに本を興味を持ってほしかったら、親が先に興味を持つことが大切なんですね。

解決法⓵興味がなさそうでも、勝手に読み始める

これはベビー公文で教わった方法なのですが、本を読み始めた途端に、本を投げたり、本を閉じたりする子どもの場合は、勝手に読んでるといいのだとか。

私の娘の場合は、読み始めた途端に、本を閉じたり、本を叩いたりすることがありました。

最初は「こりゃだめだ」と思ったのですが、公文の先生に相談をしたところ、勝手に親が読んでれば耳に入ってるからいいとのこと。

もう開き直って、自分一人で読むようにしたんですね。

そしたら、数日たって、横からのぞいてくるようになりました。

これはしめたもので、その時に、「一緒に見てみる?」と聞いたら、OKでした。

確かに、子どもにもいきなり本を目の前にされたら、嫌なタイミングもあるよな。。。と学んだ瞬間でした。

解決法②本が大切だと伝える

Oxford Reading Treeは10ページくらいの薄い本です。

なので、子どもからしたら、投げてもよさそうに見えるのでしょう。

ちなみにこちらの本は、1ページに、The frying pan.という言葉だけ。

続いて、The eggsなどと続いていきます。

 

本が高い。

というのは別として、本は投げてはいけないですよね。

なので、最初に「この本は大切なんだよ」ということを伝えています。

 

娘は、「ママと私は友達ね」と言っているのですが、どうやら私から教わるタイプが嫌いのようです。

なので、他の人物を出すようにしています。

例えば、「これはおばあちゃんが日本にいる時にあなたのために買ってくれた大切な本で1冊しかない特別なものだから、大切にしようね」と伝えています。

そうしたら、なぜか娘は納得しているんです。

解決法③私がわからないから一緒に読んでもらってもいい?と聞いてみる

女の子の心なのか、よくわからないのですが、もうプライドの高さがついてきているように感じます。

それで、できないことは最初からやりたくないという様子。

そういう時は、「ママわからないから、ちょっと一緒にやってもいい?」の質問です。

そうすると、娘も、「うん、別にいいけど」と助けてくれる姿勢です。

 

「Can you help me?」

「Help me!」

と言うと、「OK」「No problem」と言ってくれます。

 

もはや心はティーネイジャーなのかと思うこともあります。

解決法④めちゃくちゃ褒める

ワークブックやクイズ形式のものであれば、最初に答えを教えて、その通りにいったらめちゃくちゃ褒める。

これに限ります。

やっぱり褒めるのが一番。大人も褒められていやな気分の人はいないでしょう。

子どもが英語の本に興味を持ったら

子どもが「英語の本ってなんか好き」と思ったらいいサインです。

一気に興味を持たせるためには、NGポイントを抑えて、進めていけば大丈夫。

NGポイント⓵できなかった所を指摘する

仕事でダメ出しばかりされていたり、厳しい親に育てられた人は、「ここができたらよかったのにねええ」と言ってしまいがちです。

私の両親はその世代だったので、私は子どもの頃、自分を認めてもらうために頑張り続けたのを覚えています。

もちろん、頑張れたことには感謝していますが、やはりできなかったポイントをつつくのは、成長に繋がらないと感じています。

NGポイント②褒めない

褒めない場合と、褒めた場合で試してみたのですが、褒めない場合は、本を投げ捨てようとしました。

「もうこんなのいやだ」という発言とともに、「疲れたー」という娘。

こんなに褒めないと褒めることが影響するとは思いませんでした。

褒めることが大切なんだと実感です。

褒め方は、「Good job」「Great job」「Well done」の使いまわしでも大丈夫です。

NGポイント③無理強いする

これくらいできたのだから、次もできるだろうと期待してしまうんですよね。

でも、ある有名人の話によると、子どもが素晴らしいパフォーマンスをした時には、親は自分を反省する必要があるとのこと。

子どもは親に愛されたいから、期待以上のパフォーマンスをして、親に愛されたいということを示しているのだとか。

なるほど。。。という感じですね。

 

まとめ

子どもに英語を好きになってもらう。

そして理想は、子どもに英語を話せるようになってもらうことです。

その結果を実現するために、色々思考錯誤を繰り返しながら、一緒に学んでいきたいものです。

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