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フラッピングを理解できるようになれば、がんがん話してくるネイティブの英語も、「音の違い」と認識できるようになるので、余裕を持って聞き取れるようになります。
さらに、音と音との繋がりを理解して話すことができるので、ネイティブスピーカーに正しく伝わる英語がしゃべれるようになります。
フラッピングとは、日本語では弾音化と言われています。
例えば、Matterが「マラー」に聞こえたり、Waterが「ウォーラー」に聞こえることです。
フラッピングは、主にアメリカ英語の「T」の発音で起こります。
イギリス英語では、「T」をしっかり発音します。実際の音は、「L」と「D」の中間のような音に聞こえます。
今日は、母音+「T」+母音のフラッピングを実際に見ていきましょう。
例文
①Matter 問題⇒「マター」と「T」の発音を強く発音するとイギリス発音になります。
②Water 水⇒イギリス英語は「T」を強く発音します。
③Letter 手紙⇒イギリス英語は「T」を強く発音します。
④Clatter 電車のガタンゴトンという音⇒イギリス英語は「T」を強く発音します。
⑤Better より良い⇒イギリス英語は「T」を強く発音します。
母音+「T」+「L」
①Little My little one is still asleep. 赤ちゃんはまだ寝ている。
②Hospital I went to the hospital this morning. 今朝病院へ行きました。
③Settle How are you settling in? もう(生活は)慣れましたか?
「R+T+L」
①Turtle カメ
②Startle 仰天する
LinkingとFlappingが同時に起こる??
T+母音の場合には、こんな意外な音が出てきます。
①Wait a minute 待ってください。⇒「ウェイタミニ」と聞こえます。
②Check it out 見てみてください。⇒「チェッキラウ」と聞こえます。
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③Not at all 全然⇒「ノッタッロー」と言ってみてください。ネイティブ英語に聞こえます。
フラッピングを発音する時のコツとは?
「実際にフラッピングができたらかっこいいのに」と思っても、なかなか自分の口からは同じ音が出てこないということがあります。
そういう時には、意味から一度離れて、「音」を出す練習が効果的です。
例えば、先ほどの例で考えると
③Settle How are you settling in? もう(生活は)慣れましたか?
既に、頭の中には、「ハウアーユーセトリングイン」という音が存在しているでしょう。
なので、「セトリングイン」の部分を「Setlinin」という音で言ってみることにします。
カタカナにしてしまうと、「セトリニン」になりますね。
フラッピングの発音のコツは、自分でつぶやいてみながら、ネイティブ(主にアメリカ・カナダ英語)と同じ音になっているか真似をしてみることです。
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