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英語ができるようになりたいとがんばっている人であれば誰でも、「英語ができるようになりたい!」「できない!悔しい!」という気持ちを経験したことがあるのではないでしょうか。
自分の気持ちはこんなに強いのに、「なぜ思った通りにグングン伸びていかないの?これはやめたほうがいいという意味かな?」と思うことはありませんか?
今回は、「英語は続けることが必要」というような解決方法ではなくて、「英語ができない!悔しい!」を徹底的に分析して、すっきり解決する方法をご紹介します。
英語ができなくて悔しい時のシチュエーション
「英語ができなくて悔しい時のシチュエーション」は一つだけではないと思います。
「こんなに頑張っているのにできない」という気持ち、フラストレーション、屈辱、イライラ、ストレス、自分への落胆の気持ちなどがあると思います。
英語が大好きな人、海外に憧れている人、キャリアアップで英語を使いたい人ならなおさら、気持ちと現実とのギャップにイライラすることでしょう。
私も体験してきた話を交えながらご紹介していきます。
英語をがむしゃらにがんばっているのに覚えられない
「毎日10単語覚える、毎日新しいフレーズを覚える」と決めているのに、次の日になったら忘れているということはありませんか?
毎日どんどんボキャブラリーをインプットするつもりが、計画通りに進まない。モチベーションが上がらない。という状態では気持ちばかりが焦ってしまいますよね。
人によっては、朝活などで朝5時に起きてがんばったり、睡眠時間を削ってがんばっている人もいると思います。部活、バイト、仕事が忙しい中でも「英語ができるようになるためにがんばるんだ!」と心に決めている人は、眠い目をこすりながらがんばっている人もいるでしょう。
私たちは、なぜか「これだけがんばっているのだから、3か月位したらある程度の結果はでるのでは?」と期待しがちです。でも、なかなか英語がしゃべれるようにならない、できるようにならない、英語が上達している実感がない…。
こんな時には、「何で自分はこんなに頑張っているのに、覚えられないんだ!」と自分を責めたくもなります。フラストレーションがたまってきて、最後には挫折してしまう人もいるかもしれません。
英会話学校に通っているのに、一向に話せている気がしない
せっかく期待を膨らませて入った英会話学校なのに、「全く話せるようになる気がしない」ということはありませんか?
英会話学校のカウンセラーの人に、「なんでも気軽に相談してね」と言われたので、「話せるようにならないんですけど」と相談しても、「英語学習はとにかく続けることが大事」とだけ言われてとりあえず続けている場合もあるでしょう。
それは、できる人からしたら、「続けることでできるようになってくる」っていうのは言えるかもしれないけど、学習途中にいるのにこんな曖昧なことを言われても、「なんだかなあ…」というモヤモヤは拭い去れないものです。
英語に限らず、私たちが欲しいものをもう既にもっている人がいくらいいアドバイスをしてくれたって、「そりゃあなたはいいわよね」という考えは浮かんでくるものです。
でも、自分の能力不足で「結局できなかった」となるのが悔しいから続けている。
こんな状況ではフラストレーションが溜まるのも当たり前でしょう。
英会話のチャットグループに参加しても周りのジョークがわからない
過去に、私は英会話学校のスタッフの人から、「チャットグループが勉強になるよ」とおススメされて、とりあえず参加してみました。そのチャットグループでは、「私の英語レベルが一番低いんだな、なんか迷惑かけちゃってるかもな」と思ったことがあります。
私の周りの人が私の英語レベルに合わせてくれているのは、ありがたいとも思いましたが、フラストレーションを感じました。さらに、先生と周りの生徒さんでわかる笑い話でも、私は日本語で説明してもらわないとわからないということもありました。明らかに先生が優しくゆっくり話してくれているのに、それもわからない。「ゆっくり話してくれているのにわからないという自分の英語レベル」にイライラしたのも忘れられません。
私は、「こんなに英語の勉強をしているのに、屈辱だ」「英語学習をやっていて得られるものがこれなら意味がない」と思うようになりました。英会話学校の帰り道で、「英語はやめようかな」と思ったのを今でも覚えています。
机に向かって英語を勉強している時は覚えられたのに実際に使えない
私は、テストに出そうな問題、そして英検やTOEICの攻略は机に向かって落ち着いてできるのに、「会話になると、全く使えない…」という時に、とても悔しい思いをしました。
テストでは数字で自分が評価されているような気がして、とにかく英語では高得点を取りたかったんです。だから、ペーパーテストになると、本気で攻略してがんばりました。その結果、テストの攻略はできるようになりました。だから、「同じような容量で、英会話もできるようになるだろう」と思っていたんです。
でも、ペーパーテストのようには会話力は伸びていきませんでした。新しく覚えた単語や表現もすぐに出てこないしうろ覚えのことも多くありました。「使って間違ったらいやだな…」という気持ちもありました。自分に対して「悔しい」と思う気持ちと、「相手にバカにされるのが嫌だ」という気持ちもありました。
日本で英語に自信があったのに、海外で使おうと思ったら使えない
初めて海外に行った時、英検2級を持っていたし、学校の英語の成績もそこそこだったので、日常会話くらいは普通に話せるだろうと思っていました。でも、友人関係を作れるほど会話力がありませんでした。その他にも、コミュニケーション力の問題もあったと思います。
この時は、「何とかして相手に伝えたい」という気持ちよりも、「間違ってバカにされたら嫌だ」という気持ちが強かったように思います。英語を話す時って、「相手は私の完璧じゃない英語をどう思っているんだろう」と思うことはありませんか?
私は「もう間違ってもいいや」といつからか思えるようになったので、どんどん間違って覚えて笑い話にできるのですが、バカにされるのが嫌だという人や、プライドが高い人ほど「英語ができなくて悔しい!」というフラストレーションが溜まっている気がします。
自分はもっと言いたいことがあるのに英語になると10分の1しかしゃべれない
一番フラストレーションがたまるポイントだと思います。
私は日本語でこんなにたくさん言いたいことがあって、アイディアもあるし、友達にもなりたいのに、「英語になると、10分の1も言えない!」こんな状況です。
英会話学校やチャットグループでは、ジョークを言われても「?」という状態なので、「暗い人、面白くない人」と思われたことも多々あります。さらに、悪循環で、どんどん笑わなくなるので、表情は暗くなる一方…
イライラ⇔無表情⇔英語がしゃべれない気持ち
無表情は周りから見たら「どうしたんだろう?」「怒っているのかな?」「大丈夫?」と思われがちですよね。このスパイラルに陥ってしまう状態は、フラストレーションが最高潮です。
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「英語ができなくて悔しい!」はどんな心理かを理解する
私は、長年、「英語ができなくて悔しい!」というフラストレーションを感じてきました。
その中で、ただ単に「悔しい!」で解決するのではなくて、「悔しい!」の中にも、色々な心の状態があることに気がつきました。細かく分析していくことで、色々な対処方法があるので、よりストレスを軽減できるようになるでしょう。
英語ができるかを周りの人と比べてしまう
過去に英会話学校のグループレッスンに通っていた時は、勝手に周りの人と比べてしまっていました。実はこの心理状態が一番自分を不幸にしているものでした。周りの人と比べても何もいいことはありませんよね。
さらには、外国人のグループの中に日本人がいると、その人の英語レベルが気になってしまって「話したくない」という心理もあると思います。
個人的には、大人になってから、「人は人、自分は自分」という考えに落ち着いたのですが、英語をがんばっている時ほど、周りの人と比べてしまいますよね。さらに、「勉強してないよ…」なんて言っている友人がすごく英語ができたりしたら、なおさら「悔しい!」と思ってしまいますよね。
周りの人はこんなにできているのに、自分はできない、「悔しい!」という思いはつきものです。
単に自分自身に対して負けず嫌い
自分に対して「悔しい!」と思う気持ちです。単に自分に対して厳しいという性格になります。実はこのタイプの人が一番伸びるタイプだと思います。
ネガティブな感情ではなくて、むしろポジティブな気持ちが中に隠れています。自分の期待値が高いという裏の意味もあるでしょう。周りは関係なくて、自分がどうありたいか、自分の理想と現実のギャップにイライラしているという状態です。
理想像が自分の中でできていて、それに到達していないからフラストレーションが溜まっている。ということは、焦点を変えて、がんばりに注目する。自分の成長にフォーカスするだけで、このタイプの人はグングン伸びることになります。
「英語への投資を回収したいのに」という焦り
英会話学校や留学に100万円単位で投資をしてきたという人も少なくないでしょう。そういう時には、かなり焦りが出てきます。
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「私はもっとできる、自分の能力に投資もした、なのにできないなんて悔しすぎる!」という気持ちもありますよね。特に留学やワーホリでは、期間が限られてくるので、外国に滞在している間になんとかできるようになりたいという気持ちもあると思います。
さらに、留学やワーホリから日本に帰ったら「外国に1年もいたらペラペラだよね」と言われることもあるでしょう。そんな周りの意見も考えるとさらに焦る気持ちが強くなってきて、フラストレーションに変わってくるでしょう。
「自分は英語ができない」という劣等感やバイアス
自分の最大限の力を出してがんばっているのに、「できないなんて、こりゃもう英語はできないんじゃないかしら」と思ってしまいます。
特に、「がんばればできる」ということを信じていればいるほど、悔しい思いや劣等感も出てきますよね。さらに、英語ができるとすごい、自分はやはりできないのではないかという脳のブレーキも関係があります。
周りの人達から、「英語は難しいと思うよ」「留学して現地に住まなきゃ結局は無理」なんて言われていたら、フラストレーションどころか、「自分はできない」という思い込みに変わってしまいます。
私たちは、こんなバイアスに影響されていることもあるので、周りからのメッセージには気をつけなければなりませんよね。
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「英語ができなくて悔しい!」を解決する方法
英語学習者の私は、10年以上もこの「悔しさ」と葛藤をしてきました。
今では自分に向かえるようになったので、ストレスに上手に対応できるようになりましたが、気持ちばかりが焦っている時には、本当にフラストレーションがたまるばかりか、自己嫌悪にも陥っていました。さらには、「やっぱり私は無理なんだ」というネガティブな方向へ一直線だったこともあります。
こういう考えは、「1か0か」と考えている日本人に多く、苦しんで切る人も多いと思います。でも、私たちが体験している現実はそんなにひどいものではないと思います。
正しく今の英語学習状況に対処して、思考を変えれば絶対に「英語ができない!悔しい!」を解決することができて前進できると信じています。
ポジティブに考えてネガティブを生活に入れない
ポジティブな人向けの解決方法です。
周りが「やっぱり英語って難しいよね」「こんなに頑張ってるけど結局は…」という人達と一緒にいて、できる思考は身につきません。自分が自分に話しかける声も大切ですが、私たちは周りの人に染まってしまうのは避けられません。
英語学習は自分自身の成長が大切です。周りがあなたのことをどう思っているか、あなたの将来へのビジョンに反対しているか全く関係がありません。
あなたはあなたです。英語ができるようになりたという考え、そして「絶対できる」という気持ちは周りの人に左右させてはいけないと思います。
なので、自分は周りの考え方に影響されていないかを考えるのも一つの解決方法でしょう。解決方法としては、「自分はできる」ということを信じるなど、思考の流れを作るのもいいでしょう。
さらに、0から英会話をスタートして、日本にいながらにして英語がしゃべれるようになった人の体験談を読んだりすることで、モチベーションもアップして「自分もできる」という気持ちになります。
英語の最終目標ではなくて成長に注目する
私たちは、最終ゴールだけに注目してしまいがちです。1か0かの考え方です。日本人に多いのではないでしょうか。
達成できないくらいならやめたほうがいい、「英語で自分が使ったことのない表現を使って間違うくらいなら、話さない方がいい」と思っていませんか。間違っても、相手に迷惑をかけているわけでもないし、相手も先生でない限り、あなたの間違いを覚えているわけではないでしょう。
もし会話の相手が先生であれば、間違ったところを覚えておいてくれて、逆に指摘してくれるので、間違いがプラスになります。間違った方が得なんです。
でも、頭では「間違わないと覚えない」と思っていてもなかなか実践できないのが私たちですよね。間違いが怖い場合は、もう「出川イングリッシュ」のように気持ちを伝えることを優先してみると楽になることがありますよ。私もスペイン語学習者ですが、かなり助けられています。
「英語ができない!フラストレーションだ!」への対処法は、あなたの成長に注目することです。ここでは、周りの人は全く関係がありません。去年の今と比べてどのくらい成長したかということを考えるといいでしょう。1年前と今とでやっていることはかなり違いませんか?
たとえ、「私はずっと初心者だから」と言っていても、1年前にやっている英語学習の内容と、今の内容は違うと思います。自分ができるようになったことやTOEICのスコアなどを紙に書きだしてみるのも効果的でしょう。
例えば、TOEICが400点だったのが、1年で500点になったとします。人によっては「100点しかアップしてないよ」と言うかもしれませんが、どのくらい勉強したか、自分はどのくらい成長したかに注目することがカギになってきますよね。「100点もアップしたのだから、この調子でできる!」という思考の選択が正解です。
英語の先生や周りの人に褒めてもらう
やはり褒めてもらうのは一番です。たまに「厳しいコメントを受けた方が伸びます」という人もいますが、本当の能力を発揮できていないと思います。
「You’re doing great!」「Amazing!」と毎回のレッスンで声掛けされている人と、「You are not doing well.」「Bad.」と言われている人だと、1年後どのような違いがあるでしょうか。やはり褒められることはとても大切な要素になっています。
特に、完璧主義者の人や真面目な人ならなおさらです。自分で「これしかできてないよ」と考えだしてしまうからです。そこで頑張りを認めてくれる人がいないと、英語学習がはかどらないばかりか、うつ気味になってしまうことでしょう。過去の私の体験談では、私は「何てできないんだ」と自分に言い聞かせていたら、本当に悪い結果しか得られなかったことがあります。もしあなたの周りのコーチや先生であなたの事を批判してくるような人がいたら、注意した方がいいと思います。
私は自分がこのようなネガティブな経験があって「失敗ルート」を知っているので、生徒さんに「失敗ルートを選ばせない方法を伝えることができる」かもと思う事があります。
以前の自分がやっていた英語の問題や会話表現を見直す
成長を実感するために、1年前や数か月前にわからなかった表現を見てみます。1年前に買ったペーパーバックを見てみるのもいいかもしれません。最初は、1行2行を読み始めたら眠くなっていたのに、今は3ページ、4ページ読めるようになっている。1章まるごと読めるようになっている。
すごい進歩だと思います。大体理解できるようになっているのであれば、「成長している」ということになります。
やはり人間はこの成長がどういうものか、本当にいいのかどうかを自分で測るのは難しいのだと思います。だからコーチのような人の存在が必要なんですよね。私も本当に好きな人と出会えたことで人生が変わりました。私たちには良いメンターの存在が不可欠のようですね。
単純に「英会話を楽しむ活動」に参加する
英語=勉強と思わずに、単純に楽しいんだという状態を満喫するのもいいかもしれません。
すぐに参加できる方法だと、Language Exchangeやオンラインでのチャットグループがあるでしょう。ただ、初めて会う人の中に入っていて会話をするのは苦手という人もいるかもしれません。そういう場合は、オンラインでの友達を探したり、お試しレッスンなどを利用してもいいかもしれません。気を付けたいのは、目標を見失わないことですよね。
楽しいのはいいのですが、結果何も英語力が進歩していないという状況もありますので、確実に自分が成長できるかどうかを確認する必要がありますよね。そして最終的には目標にたどり着けるかどうかを考慮する必要があるでしょう。
まとめ
「英語ができなくて悔しい!」という気持ちは、英語をがんばればがんばるほど出てくる気持ちですよね。
「どんなに頑張ってもできている気がしない」「しゃべれるようになるのだろうか」「時間、お金、労力だけを無駄にしていないんだろうか」など、一生懸命英語を勉強していれば誰もが思うことだと思います。
英語に関わらず、目標に向かって頑張っている時には、不安もつきものです。自分がどれだけ成長してきたかに注目して、自分のペースで着実に前進したいですよね。
参考になりましたら、応援をよろしくお願いします(^^)。
Thank you for your cooperation 😉
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