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学校の試験や入試では得意分野を勉強していればよかったけど、いざ就職活動になると、TOEICのスコアを書かなければなりません。
資格試験の欄には、少なからず英検、漢検、○○検定などあなたが応募したい職種に関係があるような資格を書きますね。
さらに、英語がそこまで必要でない職種でも、一応TOEICのスコアを書かなければいけないような気もします。
今日は、TOEIC200点から履歴書に書ける点数TOEIC600点までの点数の伸ばし方と学習方法についてご紹介します。
一般的な学生のTOEICの点数ってどのくらい?
こちらが、専門学校生、大学生、大学院生のTOEICの平均点数のグラフです。
参照元:iibc global
専門学校生は453点、大学生は443点、大学院生は508点ということです。
ですが、気になったのは、その下の「参考」の欄。小学生??
小学生でもTOEICに挑戦している人が増えてきているんですね。国際的です。
一般的な社会人のTOEICの点数ってどのくらい?
学生のTOEICの平均点は400~500点でしたが、社会人になると、スコアの変化はあるのでしょうか?
参照元:iibc global
社会人になると、一気に平均点が上がり、600点を超えています。
原因としては、海外に滞在した経験のある人のTOEICの平均点が700点以上、専門性のある職についている人がTOEIC900以上ある。などが考えられます。
内定者のTOEICスコアは高いの?
みんな必死になってTOEICを取っているけれど、「実際はそこまで必要ないのでは?」という疑問もわいてきます。
特にTOEICを頑張って必死になって取らなくても、それ以外に面接の受け答えの練習を攻略した方が内定につながるかもしれませんよね。
実際の内定者のTOEICスコアの表はこちらです。
参照元:iibc global
一般的な学生のTOEICの平均点が400点前後というところで、内定者のTOEICスコアは550あたりを前後しています。
内定者の方が学生全体よりも100点以上スコアが高いことになりますね。
このようなちょっとした違いが、内定につながるのでしょう。
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実際どのくらいの企業がTOEICスコアが必要と言っているの?
就活だからといって、「実は焦ってTOEICを取る必要はないのではないか?」という疑問もあります。
別にあなたの入りたい企業が外資系でければ、わざわざ頑張ってTOEICに時間を費やすだけ無駄になるかもしれませんよね?
ですが、企業がTOEICスコアを参考にする事実についてこんなデータがあります。
参照元:「上場企業における英語活用実態調査2013年」報告書
「参考にしている、参考にするつもりだ」を合計すると、約80%になります。
約80%の企業が、あなたのTOEICのスコアを採用の判断要素として取り入れているのです。
参照元:「上場企業における英語活用実態調査2013年」報告書
そして、TOEICのテストの種類は関係ないことになります
公開テストとIPテストの違い
公開テストは個人受験である。申し込み、受験、結果確認までをすべて受験者個人が行う。
受験から約3週間後にオンラインの結果発表、受験から約4週間後に公式認定証が郵送される。一般にTOEICと言うと、公開テストを指すことが多い。
IPテストは団体受験である。学校あるいは企業が10人以上の受験者を集め、その敷地内で試験を実施する。結果は約5営業日後にスコアレポートとして主催団体に提示される。
IPテストは団体向けだから、自分が属している団体のIPテストしか受けられない。
参照元:トイグル
IPテストは、過去問が使われていて、個人で受ける公開テストよりも1,000円ほど安くなります。
ですが、企業が参考にするのは、公開テストかIPテストか関係がありませんので、どちらを受けても大丈夫という事になります。
参照元:「上場企業における英語活用実態調査2013年」報告書
そして、企業が重視しているのは英語の中でもリスニングとリーディングのスキルです。
特に英文が読めることが肝心になってきます。
リーディングはポイントさえ押さえれば、確実にスコアアップできる分野なので正しい英語学習方法で勉強しましょう。
その次にはやはり社内メールや英語のメールを書ける能力という意味からも、ライティングが重視されているようですね。
履歴書に書けるのは何点?
参照元:「上場企業における英語活用実態調査2013年」報告書
新入社員の参考にするTOEICのスコアは625点です。
やはり600点以上とらなければ履歴書に書けないと思った方がいいかもしれませんね。
新入社員に期待するTOEICのスコアは600点代ですが、中途採用になると、700点代と上がっていきます。
海外赴任や海外出張だと、800点以上が必要になってきますね。
現在TOEIC200点、目標600点に到達するためには?
現在あなたの点数がTOEIC200点、または今の点数に300点~400点上乗せしたいと考えていたら、ひたすらがむしゃらにTOEICの問題集を解いているだけではいけません。
さらに、就職活動に必要となると、限られた期間でTOEICのスコアを伸ばす必要がありますよね。
ダラダラ5年も6年も勉強していたらいつかはできるようになるかもしれませんが、できれば最短最速でTOEICのスコアをぐーんとアップさせたいです。
TOEICのための学習方法があるので、順番にご紹介してきます。
TOEIC200点からTOEIC600点に到達するためのリスニングの学習方法
耳にイヤホンを突っ込んでいればいい?
数年前には「聞いているだけである日口から英語が飛び出てきた!」という教材が流行りましたが、効果がないので時間の無駄です。
TOEIC200点からプラス300点、400点ほしいと思ったら、英語を理解しながら聞いていく必要があります。
耳にイヤホンを突っ込んでおけば「いつかはひらめきが…」と思う人もいますが、それは幻想です。
キーワードに集中するだけで100点アップ
「そんなこと言ったって、英語が全体的にわからないのだから、キーワード自体がわからない」と思いがちです。
ですが、リスニングのPart1、Part2はなんとしてでもスコアを取るようにしましょう。
写真を見て答える質問では、5W1Hを絶対に聞き逃さないようにしていれば、8割~9割は正解できるはずです。
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Podcastで音声無料ダウンロード
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現在のスコアがTOEIC200点ということは、英語が嫌いか、英語の音を聞くことに慣れていない状態です。
まずは、英語の音に慣れましょう。
Podcastで無料の英語の音声が聞けるチャンネルに登録したり、英語のスピーチ+日本語訳を見るのが効果的です。
無料音声とスピーチはTED
日々に生き方について考えさせられるスピーチはずばり「TED」です。
おすすめのスピーチがあるのでご紹介します。
Ok. I got this. I know what I am doing. 大丈夫、私はできる。手は尽くした。自信を持とう。Know your worth, and then ask for it (Casey Brown | TEDxColumbusWomen) https://t.co/ics0pUpr0G @TEDTalksさんから
— かおり@英検1級TOEIC960講師 (@trueenglish1212) 2018年12月14日
あなたは、自分の使う言葉に気をつけたことがありますか?
「私は小さいウェブ会社を経営しています」ということが、どんな人を作っているのでしょうか。
「自分の価値は自分で決める」ということに自信が持てるスピーチです。
このスピーチでは、あなたの非言語的コミュニケーションがあなたを作っていることについて話しています。
もちろん、「こんなに速い英語は聞き取れない!」と思うかもしれません。
右下の設定のところから、日本語訳を表示することができます。
日本語訳からも、彼女の情熱が伝わってくるスピーチです。
絶対に聞きたいところは、「Fake it till you become it.フリをしてやり過ごすのではなく、フリを本物にしてください」というメッセージです。
「こんなのは私ではない」というのではなくて、「なりたい自分になるまでそのフリをする」「そのフリが自然になるまで続ける」ことが大切です。
確かに、私が紹介しているKaori式トレーニングを受けている方は、「しゃべれるフリ」「しゃべれそう」な所から始めてもらっています。
なので、続けることで「しゃべれるようになる」のは当たり前かもしれませんね。
好きなドラマや映画を観て英語環境にする
参考元:モダンファミリーって面白いの?
好きなドラマや映画を観ている時は、自然に英語が耳に入ってきています。
気がつけば海外に留学をしないでドラマを見ているだけで英検1級とれてしまったという人もいるくらいですから、英語の映画やドラマを見下してはいけません。
TOEICのスコアが500~600になってきたら、TEDというスピーチを日本語英語字幕で見られるサイトがおすすめです。
日本語の字幕がここまでしっかり見られるスピーチのまとめサイトは他にないでしょう。
(※設定のところから、字幕の言語を選ぶことができます。)
TOEIC200点からTOEIC600点に到達するためのリーディングの学習方法
読んでわからないものは聞いてもわからない
人によっては、リーディングの方が好き、リーディングの方が得意という人がいるかもしれません。
それは、文章は流れていかないからだと思います。
リスニングなら、聞き逃したら、「あれ?いま何て言ったの?」という状況になりますが、リーディングの場合は文字がそこにあるので、解読が可能です。
そして、リスニングが伸び悩んでいる原因は、リーディングにあるとも言われています。
「読んでわからないものは、聞いてもわからない」これがカギかもしれません。まずはリーディングでしっかり理解していくことが大切ですよね。
見開きで、英語と日本語が書いてある、TOEICのフレーズ対策もできるタイプのこのような本が役に立ちます。
英語だけ書いてあっても、意味が分からなければやっていても時間の無駄になるだけですよね。
英語でどこを読んでいるのかわからなくなって、頭がぼーっとしてきませんか?
「あれ、これはさっき読んだ場所のような…?」「忘れたからもう一度最初から読もう」と考えているうちに、やる気がなくなったり、時間が過ぎています。
中学文法参考書は買うな!
「文法から見直した方がいいのかなあ」と思って、「はじめての中学文法」みたいな本を買いに走る人がいます。
ですが、来月のTOEICのスコアが上がるわけではありません。
TOEICの対策本を買うべきです。
私のブログでも、文法入門について解説していますが、この参考書はとてもいいのです。
でも、「文法を細かくとことん理解したい人向け」であるのは間違いありません。
分野別TOEIC攻略問題集を探す
おススメは、分野別に対策ができるようになっているTOEIC攻略問題集です。
分野別に、同じような問題を何度も繰り返してできるような問題集です。
例えば、ボキャブラリー(単語や表現)を強化したいと思ったら、ボキャブラリーに特化した問題集を探します。
「文法を徹底的に攻略したい」と思ったら、「In, On, At」などがとことん練習できるような問題集を選びましょう。
パート別になっている問題集もいいでしょう。
残念ながら、TOEICスコアをアップさせるためには、一冊ではなかなか難しいと思います。
私はTOEICスコア960、英検1級のためにそれぞれ問題集は10冊以上こなしました。
10冊は多すぎるかもしれませんが、2~3冊、揃えてもいいのではないでしょうか。
3冊そろえて攻略するだけで、内定、仕事、将来の生活が決まるのであれば、良い投資だと思います。
おすすめ無料オンライン教材
TOEICスコアをアップさせるためには、TOEICの問題を攻略していく必要があります。
それにプラスして、無料でダウンロードできるリスニング教材、Podcast、動画レッスンなどをそろえてみましょう。
普段から英語環境に慣れておくと、心の持ち方が違いますし、自信とスコアは直結しています。
「英語が苦手なんだよね」「英語って何言ってるのかわからない」と思ってTOEICの試験に臨むよりも、
普段から「この発音ね」「これはイギリス発音ね」と落ち着いて試験に臨めるのとでは、スコアが変わってくると思いませんか。
まとめ
いかがでしたか。現在のTOEICのスコアがどうであれ、勉強法を信じて進めていくとかならずスコアがアップしますよ。
企業は現在もこれからもTOEICのスコアや英語力を重視しているようです。
他の学生と同じことをやっていては、内定がもらえないばかりでなく、不利であることは間違いありません。
最短最速でTOEICのスコアをアップさせて、就活に有利な条件を身につけたいですね。
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かおりさん こんばんは☆
今日の記事もとても参考になりました。
ありがとうございます!!
質問があるのですがよろしいでしょうか?
米国CPAの試験を受験するのに英語力はどのくらいのレベルが
必要とされるのでしょうか?
お忙しいところ大変申し訳ございませんが、
どうかよろしくお願いいたします。
ともちゃさん、こんにちは(^^)
リサーチしましたが、USCPA はTOEIC650-850が必要と言っている人が多いですね。
私であれば絶対受かりたいのであれば、TOEIC900以上をとっておくと思います(^^)
USCPA を受験予定なのですか?