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Be動詞の現在形

現在の状態を表す動詞がBe動詞です。「現在~である」という現在の状態を表す時には、Be動詞・動詞の原形を使います。

参考記事:文法入門第1回目:超基本のBe動詞。現在形と過去形文法を使いこなそう

動詞の現在形

状態動詞

I love dogs「私は犬が好きです」のような過去から現在を経て未来まで続いていく気持ちを説明する時は、現在形を使い、状態を表すので、状態動詞と呼ばれています。

これに対して、She comes to my lesson every week.「彼女は毎週私のレッスンに来ます」のような一回のまとまった動作を指す場合は、動作動詞と呼ばれています。

動作動詞

動作動詞を現在形で使うと、繰り返し行われる動作や習慣を表すことになります。「今」を中心にして過去から未来にわって繰り返される動詞を表します。

My mother alwayas drinks coffee in the morning. 私の母はいつも朝コーヒーを飲みます。

この分は、Alwaysいつもということからもわかりますが、今だけのことを述べているわけではありません。

「母がコーヒーを飲むのは、昨日や今日だけに限ったことではなくて、昨日も今日も明日も来週も繰り返されて行われている」という意味になります。

この場合には、頻度を表す副詞を伴うことが多くあります。

Always いつも

Usually たいてい

Often しばしば

Sometimes 時々

Seldom/rarely めったにない

Everyday 毎日

Once a week 週に1回

一般的な事実や心理を表す場合

出身地や季節の出来事など変わることのない状況や繰り返し行われることの場合は、動詞の現在形を使います。

I come from Japan. 日本から来ました。

I take the subway to work. 会社には地下鉄で行きます。

It rains a lot in April in Spain. スペインでは四月にたくさん雨が降ります。

The earth goes arround the sun. 地球は太陽の周りをまわります。

※The earth is going around the sun.とは言いません。普遍的な出来事なので、進行形を使ってしまうと、「地球は太陽の周りをまわっていない時ってあるの?」ということになってしまいます。

Sの付け方

主語が三人称単数(He/She/It)の場合は、動詞にSを付けます。基本的には、動詞+Sの形ですが、他にも規則があります。

〇s/ch/shで終わる動詞:pass-passes, watch-watches, push-pushes, do-does, go-goes のような動詞もあります。

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〇子音字+「y」で終わる動詞:yをiにかえてesをつけます。carry-carries, apply-applies

〇母音字+「y」で終わる動詞:「es」ではなく「s」をつけます。play-plays, stay-stays

Be動詞の過去形

過去のある時期に存在した状態を表現する場合、過去に反復して行われていた動作を表す場合は過去形を使います。

It was really crowded in the centre of Madrid last weekend. マドリードの中心は先週とても混んでいました。

動詞の過去形

状態動詞の過去形

過去のある時期に存在した状態を表現する場合には、状態動詞の過去形を使います。

I loved swimming when I was small. 小さい時は水泳が大好きでした。

動作動詞の過去形

I usually rode my bike to school. 私はたいてい自転車で通学しました。

動作動詞の過去形は、過去に繰り返し行われた動作を表すこともできます。この他に一般的なのは、「過去に一度だけ行われた動作を表す過去形」があります。

I went to a concert last night. 私は昨夜コンサートに行きました。

We took a trip to Japan last month. 先月日本に行きました。

などのように、過去のあるときに一度行われた動作を表すこともできます。

規則動詞

動詞の過去形は、1人称、2人称、3人称に関わらず、全て動詞にedをつける形になります。不規則動詞もありますが、まずは規則動詞を見ていきましょう。

wash-washed

clean-cleaned

open-opened

動詞の語尾がeで終わる場合には、dだけを付けます。

like-liked

live-lived

母音+yで終わるときは、yはそのままでedをつけます。

play-played

enjoy-enjoyed

子音+yの場合は、yをiに変えてedをつけます。

try-tried

cry-cried

不規則動詞

make-made

sit-sat

feel-felt

see-saw

teach-taught

build-built

buy-bought

go-went

give-gave

choose-chose

eat-ate

drink-drank

swim-swam

write-wrote

現在形と過去形が同じ動詞:cut, put, let, cost

不規則動詞はたくさんありますが、使っていく中で覚えていくしかありません。

実際、makeをmakedと言ったり、seeをseedと言っても会話している相手は分かってくれるとは思いますが、使いこなせることが大切なので、何度も繰り返して言って覚えていきたいですね。

デキる英文法第2回目:現在進行形と過去進行形に続きます。

参考文献:総合英語Forest 石黒昭博監修

英文表現力を豊かにする 例会和文英訳教本 小倉弘

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