今日は読者のYさんから頂いた質問に答えたいと思います。

英語についての質問というよりは、海外とキャリアについての質問です(^^)。

 

かおりさん、こんにちは。

英語の質問ではないのですが、いいでしょうか。

私は、心のどこかでは海外に行きたい、英語を上達させたいという気持ちがあります。

でも、現実的な問題として、勤めてしまうと自由が利かないので迷っています。そして、海外に行っても、実力主義で厳しいだろうなという印象もあります。

 

翻訳、留学、海外就職など…自分には何ができるのかわかりませんが、

年齢的にもアラサーなので何をして生きていくかを決めたいのですが、なかなか決められません。

 

英語のレベルは、TOEICは700点くらいです。

周りからは、「英語関係の仕事をしたいのなら企業を受けてみれば」と言われますが、勤めてしまうと海外に住んだり英語を上達させるのは難しいような気もします。

 

 

実は私も同じようなことを考えていた時があります。

「どの職業やキャリアPathをたどったら、正しいのだろう?無駄な時間を過ごさなくていいのだろう?損しないのだろう?」という漠然とした疑問です。

 

私はオーストラリアに移住することが夢でした。

大まかには、海外に住むことが夢でした。今は実現したのですが、当時はなぜか「オーストラリアに住むこと」ばかり考えていました。

 

好きなこと、気になることは徹底的に調べる体質の私。

「どうやったらオーストラリアに永住できるのか」の方法をリサーチしまくりました。

 

当時は、オーストラリアドルが60円くらいだったので、語学留学をするにも、大学に行くにも金銭的にもトライしやすい条件がたくさんありました。

当時の私がリサーチした結果では、こんな方法があることがわかりました。

 

 

どうやら、オーストラリアに移住するためには、永住ビザを取得する必要があるらしい。

永住ビザには、ネイティブレベルの英語力、ビザ申請時のポイントが必要らしい。

ビザ申請時のポイントには有利な職業があって、医療系、エンジニア系、語学系がある。

そして、私ががんばれそうなのは、通訳翻訳の分野かもしれない。

よし!通訳翻訳分野でがんばってポイントを稼いで、永住権を取ろう!

 

という計画でした。

 

結果からいうと、見事に失敗ですね。

 

なぜか。

 

まずは目標の立て方と達成の仕方に問題がありますね。

これは、下からの積み上げ式で、やってはいけない方法なんですけど、8割の人がやってしまう方法です。

 

 

 

失敗した理由は他にもあります。

オーストラリアの永住権の申請要件は、コロコロ変わるんですね。

いきなり、「去年まで永住権申請に有利な「職業リスト」にのっていた職業が、今年になったらなくなった」とかは普通です。

 

それで、私がオーストラリアに行く前に調べた時、そして4年後、やっとちゃんと申請できるくらいの英語力と職業に関係する大学院を卒業した時には、その職業はリストでは優遇されていなかったんですね~。

 

今になってこんなことを普通に話せますけど、当時は、「お先真っ暗状態」でしたね。苦笑

だって、日本でのキャリアを捨てて、何百万~何千万かけて「永住」を夢見てがんばってきたのに、その夢がなくなる感じですね。

 

その時まだ「職業リスト」に残っていたのは、医療系の仕事、看護師、会計の仕事、建築家、個人事業主としてオーストラリアに価値を提供している職業でした。

 

通訳翻訳系は優遇されなくなったということですね。

 

でも、こういうことって結構ありえると思うんです。

人生において。

 

永住にかかわらず、「計画通りにいかないこと」ですね。

 

 

●第一志望校の試験に落ちた。

●絶対合格すると思っていた資格試験に落ちた。

●仕事が計画通りに進まなくて、周りに迷惑をかける。または自分が被害者。

●婚約していた人からいきなり「新しい彼女ができた」と告げられる。

●何年間も遠距離恋愛をしていて将来は一緒に住む話をしていたのに、スカイプでふられる。

●行ったこともない国で幸せな家族と住むことになる。

 

 

実話も少々ありますが、「○○という道を選んだから、○○が達成できる」というのは100%保証されてはいない。

そうではありませんか?

 

なので、色々必要な「要素」を知ることが大切です。

 

今回の場合、「海外に住むこと」「日本の企業の閉塞的な文化が嫌なので自由な雰囲気で暮らしたい」が目標だとします。

そしたら、まずは日本の企業で勤めるという選択肢を削除する必要があります。

 

なぜかというと、海外にもたくさん日本の企業がありますが、海外にあるのに、社風は日本の文化が染みついているからです。

 

サービス残業

嫌いな上司との意味のない飲み会

肩書だけで、仕事量がはんばない

日本の会社が海外にあるというだけで、そこまで「国際的」でもない

 

こういう現実があります。

 

なので、まずは目標を決める。要素を知る。達成方法を知る。実行することがカギでしょう。

 

「海外に住むこと」「自由な雰囲気でノマド的に暮らしたい」というのであれば、色々な方法で達成することが可能です。

まずは、海外に住む方法について考えます。

 

①海外に住むためには、どんな仕事があるのか?

どんな仕事があるのか?について、先日は、「翻訳でノマドは無理」という記事を書きました。

確かに、実践している人はいます。なので不可能ではありません。

 

ですが、ノマドって、自由な感じですよね?自由な感じで海外で暮らしたいのであれば、まずは翻訳通訳という仕事について考える必要があります。

翻訳通訳は日本の会社とやりとりをしますね。

 

日本の翻訳業務はかなりシビアです。

記事にも書きましたが、自由な感じを求めているのであれば、両立するのは難しいでしょうね。ノマドで自由に暮らすくらいの年収を求めているのであれば、それなりのクオリティの仕事をする必要がありますよね。

 

でも、海外に住むための仕事(というか方法)は、翻訳以外にもあります。

 

  • 日本の会社に就職して、海外勤務を希望する
  • 直接海外の会社で働く
  • 海外の語学学校、大学を卒業して、現地で就職活動する
  • 海外でも勤めやすい日本食レストランなどでがんばる
  • まずは個人で日本で稼ぐ力を身につけて本当に旅行的に暮らす

 

こんな方法があると思います。

 

②どういう方法で住むことができるのか?

方法についてですが、さらに考えていくと、ビザの問題があります。

 

国によっても様々ですが、就労ビザは大切なポイントです。

就労ビザがなければ面接もしないという現地日本企業も多いですね。

 

なので、まずは就労ビザを取得すること、それに有利な職業を見つけることが最優先かもしれません。

 

③ビザは?

海外に住むことが目的であれば、ワーキングホリデーや3か月くらいの語学学校で目的を達成することができます。

ワーキングホリデーでは、働きながら語学学校に行くことができますから。

 

④どんな国でもいいのか?

住む国はどこでもいいから、とにかく日本が嫌なんだ!!日本の文化以外のところで暮らしたい!

という人なら、比較的選択肢が広いかもしれません。

 

そして、特にお給料や裕福な暮らしを考えない場合は、アジア圏での日本語教師として活額できると思います。

私は田舎出身なので、30歳では結婚しているのが当たり前、周りは2人目の子どもが生まれている時、「私もそろそろ今の彼と結婚かな」と思っている時に振られました。

家族からも、「かおりは結婚しなくて幸せならいいんじゃない」と思われていたので、「もうこういう状況もいやだし、どこか違う国で好きに暮らそう」と思って、実現している人が多い「アジア圏内での日本語教師」という職業について調べることがありました。

そしたら、中国、台湾、香港、ベトナムあたりでは、結構日本語教師として住んでいる人が多くて、必要とされている職業みたいですよ。

さらに生活レベルも悪くないみたい。

ということで、当時の私は、「さあ、台湾に住もう」と計画をし始めることになりました。

ですが、なぜかスペインに住むことになりました。詳しくはプロフィールまで。

 

ある日の散歩♪

ホットチョコレートとチュロスです。

 

次に、「自由な雰囲気でノマド的に暮らしたい」というのを考えてみます。

まず、「自由な仕事の雰囲気で…」という時点で、日本の企業に就職する選択肢を捨てましょう。

ということで、先ほどのキャリアプランの、「海外の日本企業に就職する」というのと、「日本の企業に就職して、海外赴任を狙う」というのは、捨てることになります。

※逆に、「どんな方法でもいいから、英語で仕事がしたい!海外に住みたい!」という場合は、日本企業に就職⇒海外転勤を狙う。道もOKです。

 

自由な雰囲気でノマド的に暮らすというのに必要な要素を考えてみます。

 

①海外でノマド的に暮らしている人はいるか

います。

②仕事は?収入は?

仕事についてですが、色々な職業がありますよね。

 

自由な雰囲気で海外在住を実現するのであれば、現地の企業に就職するという道もあります。

その場合は、現地の大学、大学院卒業⇒就労ビザ申請について調べるという方法がありますね。

比較的裕福な生活をして暮らしたいというのであれば、自分で稼ぐスキルを身につける必要があるかもしれません。

その場合、海外だと英語が必須ということになりますよね。

③どうやったら実現できるか?

実は、8割9割の人が「どうやったら」実現できるかに注目しすぎています。

大切なのは、「何を」実現するかですよね。

 

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