11月にはすでにパリで2度暴動が起こっています。

炎に包まれたパリ、デモ理由の「黄色いベスト運動」って何?なぜ国民が怒っているの?

11月17日と11月24日にデモが行われて、シャンゼリゼ通りがすごい状態になっていました。

隣の国、スペインで暮らしている私としては、「隣の国で2回もデモが立て続けに起こって大変だったね…」と思っていましたが、さらに12月1日にデモが起こりました。

 

12月1日のデモはなぜ起こったの?

原因は、11月17日、11月27日と同じですが、12月1日の暴動はさらに国民の怒りがあらわになりました。

もともとの原因は、マクロン大統領が提案している「燃料税引き上げ」対策。

税が上がることによって、「環境にやさしいフランス」のイメージができますが、国民は苦しい思いをすることになります。

公共交通機関がほとんどない農村部や都市周辺では、通勤、子どもの送り迎え、買い物をはじめ、車がなければ生活できない。

来年から、さらにリットルあたり軽油6,5セント、ガソリン2,9セント上がるとなると、出費はますますかさむ。

「環境のため」の炭素税は、乗用車より大量の排ガスを出すトラックを使う運送企業には払い戻され、一般市民だけに負担がかかるのだ。

「ディーゼルによる汚染はずっと前から言われていたのに、政府は何も対策をたてなかった。なぜ今、私たちだけが払わされるのか?』と抗議署名を始めた女性は指摘する。

参照元:レイバーネット

「『環境にやさしいフランス』という掛け声の裏で、一般市民が重い税金の犠牲になる」という国民の声が聞こえます。

フランス国内では、ガソリンや軽油価格の高騰に加え、地球温暖化対策として来年1月から燃料税が引き上げられることになっており、

これが今回のデモの原因です。

 

何人がデモをしたの?

12月1日のデモだけでも、約13万6千人もの人が参加しました。

同国メディアによると、警察当局は2日、パリでの拘束者は412人、負傷者は警官23人を含む133人に上ったと発表した。

政府は「過激派」がデモに乗じて暴力行為を繰り広げたと非難した。内務省によると1日のデモ参加者は全国で約13万6千人。

参照元:中日新聞

ニュースによっては、デモ参加者の人数が違っています。

内務省は、1日午後にデモに参加した人はフランス全土で7万5000人に上ると推定している。

デモの大半は平穏に行われた。参加人数は一連のデモが始まった11月17日の28万2000人、11月24日の10万6000人をかなり下回った。

参照元:AFP通信

 

デモでパリはどんな状態?

参照元:New York Times

英語で「黄色いベスト運動」は、「Yellow Vest Protests」と言われています。

国際的なサイトでは、海外のニュースを英語のまま理解できるので、それだけ普通の人とは違う世界を見ていることになります。

あなたは英語情報のサイトを読んでいるので、得したということになります。

大体TOEICのスコアだと、200以上アップすれば英語が読めるようになってきます。

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場合によっては、日本語に翻訳される前にいち早くニュースをキャッチできます。

もちろん、フランス語ができれば一番いいですが、実は一度英語を学習してしまうと、その他の言語が簡単に思えたりします。

PARIS — A third week of anti-government protests intensified in violence on Saturday, as demonstrators burned cars, smashed windows and confronted riot police firing tear gas in the heart of Paris in the most serious crisis of President Emmanuel Macron’s administration.

The ‘‘Yellow Vest’’ protests — spurred by an increase in the gasoline tax, and named for the roadside safety vests worn by the demonstrators — have emerged as a spontaneous outcry over declining living standards.

参照元:New York Times

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参照元:中日新聞

参照元:AFP通信

車を破壊して怒りをあらわにする国民。デモの参加者は黄色いベストを着ているので、「黄色いベスト運動」と呼ばれています。

参加者らが黄色いベストを着用するこのデモは3度目の週末を迎えたが、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領に対する全般的な抗議デモに性質が変化している。警察は石などを投げつける参加者らに、催涙ガスを噴射して対応した。

騒乱は凱旋(がいせん)門(Arc de Triomphe)から拡大し、一部の商業地域には煙が立ち込めた。凱旋門周辺には、シャンゼリゼ(Champs Elysees)通りでデモ行進を行おうとする群衆が集結していた。

ルーブル美術館(Louvre Museum)に面するチュイルリー公園(Tuileries Garden)では、デモ参加者らが大きな鉄製の扉を引き倒した際に数人が下敷きになった。1人は深刻な容体だという。

マクロン大統領は20か国・地域(G20)首脳会議のため訪れたアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで「この暴力の責任を負うべき者たちは、変革や改善ではなく混乱を望んでいる」と述べた。

参照元:AFP通信

 

マクロン大統領はどう思っているの?

このような暴動が続いていますが、マクロン大統領はどういう発言をしているのでしょうか。

11月24日の暴動の後の演説とニュースの様子は、「国民の意見はわかるが、税率を引き上げることについても理解してほしい」という姿勢。

つまり、「あなたの意見はわかりますけど、政府としては方針は変えませんよ」ということですよね。国民が怒るのもわかります…。

 

下記の記事は、11月28日の様子です。

 

フランスでガソリンと軽油の価格の高騰や燃料税の引き上げに抗議するデモが続く中、マクロン大統領は「政策の方向性は正しく、方針を変えるべきではない」と述べて、理解を求めました。

フランスでは、ガソリンと軽油の価格の高騰や、政府が予定している燃料税の引き上げに抗議するためのデモが、今月17日以降、各地で起きています。

今月24日には、パリ中心部の観光名所シャンゼリゼ通りを、デモのシンボルとなっている作業用の黄色いベストを着た人たちおよそ8000人が占拠し、一部が警察官と激しく衝突しました。

これを受けて、マクロン大統領は27日、パリで行った演説の中で、国民の怒りに一定の理解を示したうえで、「政策の方向性は正しく、必要なものであり、方針を変えるべきではない」と述べ、地球温暖化対策のためには燃料税の引き上げは不可欠だと理解を求めました。

一方で、マクロン大統領は、3か月ごとに国際的な原油価格の推移を見ながらガソリンや軽油にかける税率を見直したいという考えも併せて示しました。

参照元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181128/k10011727211000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

 

8000人もの人がデモをしたにもかかわらず、この発言ですね。さらに国民が怒るのもわかります。

 

マクロン大統領「暴力許さない」

フランスのマクロン大統領は1日、アルゼンチンで開かれたG20の後の記者会見で、
「治安部隊を襲い、店を略奪し、建物に火をつけ、凱旋門を汚すような行為はいっさい正当化できない。

抗議や批判は受け付けるが暴力は許さない」と述べ、パリの観光名所、シャンゼリゼ通りで、デモ隊の一部が暴徒化したことを強く批判しました。

そのうえで、帰国次第、緊急の会議を開いて、今後の対応を検討する考えを示しました。

国民としては、これだけの暴動で怒りをあらわにしているのだから、国民の意見を聞き入れてほしいというところでしょう。

ですが、国民の怒りに対して、マクロン大統領は、「暴動を許さない」という姿勢です。

これでは、ますます国民と大統領の溝は深まってしまいますね。

 

今フランスに行くのは?

大変危険です。車が燃やされている写真や、美しい凱旋門に落書きがされているのを見て、今パリを訪れたいと思う人はいないと思います。

フランスは本当に美しい国ですが、時期を見て安全な時に訪れたいですね。

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